アヤナザのポルトガル通信

小さな輸入会社のポルトドポルト(略:ポルト)を経営するアヤナザのポルトガルあれこれ。

ぺナ宮殿が見えるまで

不思議発見でも放送され、

 

ポルトガル好きの間では有名なシントラのぺナ宮殿

 

本日はそんなぺナ宮殿をご紹介します。

 

シントラはリスボンから西へ30kmほど行ったところなので日帰りでも十分に行ける場所。

 

 

 

 

 

行くまではお城が普通にあるのだろうな?と思っていた私ですが、

 

近く度にどんどん車窓が緑に囲まれて行くので、ドキドキ・・・

 

ペナ宮殿は木々が生い茂った山中にあり、お城にたどり着くまでがすでに探検でした。

 

 

 

クネクネした山道を登って行くと、入り口が登場。

 

チケットは14ユーロです。

 

 

 

入り口でチケットを購入し、入ると広がるちょっとしたジャングル。

 

あれ?宮殿は?

 

 

そう。一般車はここまで。

 

ここからは自分で登って行くのです。

 

てっきりお城だけだと思っていたら、ここは森に囲まれている!

 

イメージとしては国立公園内にあるお城という感じでした。

 

「一体お城はどこにあるのだろう・・・」

 

そんな思いを抱えながら歩いて行くと、

 

所々に色々なアラブらしい建築物が出てきます。

 

 

ホホォ。

 

イスラムの名残。

 

そして不思議な岩の数々。

 

 

私にはライオンに見えます。

 

ひたすら深い森を上がって行くのですが、これがまた楽しかった。

 

 

気分は森を彷徨うヘンデルとグレーテルです。

 

 

まるで魔女の爪のような面白い木があったりして、

 

とても不思議な気分。

 

 

そこらかしこにイスラム時代の名残が感じられ最初はワクワクドキドキなのですが、

 

坂が割とキツイので、そのうち疲れてしまいます。

 

 

少々混み合うのですが、往復2ユーロでバスも出ているので、

 

足腰に自信がない方はそちらを利用しましょう!

 

 

ふ~・・・

やっと見えてきました!

 

これ、知らない人が見たら、ちょっと滑稽でダサい?お城・・・ですよね。

 

 

しかし、これドイツの有名なノイシュヴァンシュタイン城を作ったルートヴィヒ二世の

 

いとこにあたるフェルナンド2世が作ったお城なのです。

 

そして、このお城は歴史の背景があり、一つのお城の中になんとイスラム・ゴシック・ルネッサンス・マヌエル様式などと各様式が混ざっているのです。

 

それを聞いてから見ると、このお城の見え方も変わります。

 

 

これはイスラム文化でよく見るラッキーチャームですね

 

ここからお城が始まっていきます。

 

入り口はいきなりイスラムですね。

 

 

ここからは長い長いお城話になるので、

 

この先は次の記事までおまちください・・・

 

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