アヤナザのポルトガル通信

小さな輸入会社のポルトドポルト(略:ポルト)を経営するアヤナザのポルトガルあれこれ。

ポルトガルのワイン畑はジブリの世界。

数年前に日本に帰ってきてからというもの、日常生活の色々な場面がジブリの映画のワンシーンに見えて盛り上がっていた私ですが、ポルトガルもなかなかのジブリスポットで溢れているということ皆さんご存知ですか?

 

ポルトガルジブリスポットはフとした時にいきなり目の前に広がるのですが、私が最近一番感動したのがワインファーム。ということで、普通とはちょっと違う角度でポルトガルのワイン畑のレポートをお届けしようと思ったのですが・・・・・・写真がとてつもなく多い!

 

多い!

 

多い!!!!

 

どの写真を選ぶか考えるだけで1時間です。きっと相当私は興奮していたのでしょう。

 

一つの記事でまとめたら、せっかく読みにきてくれた皆さんが飽きてページを閉じてしまいそうなので、何回かに分けて根気強く紹介して行くことにします。

 

まず入った瞬間に私たちを迎えてくれるのは、お城!!

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ワイン畑やオリーブ畑を持っている場所は歴史的なファミリーも多く、ワイン畑の中にお城があるなんてこともポルトガルではちらほら。(ほとんどのワインファームは宿泊できる建物くらいはあります)

 

いきなりお城なので「おお!」と思い見上げると、その前にはスルーできないほどの大きな木が!!!でか!!!

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この〜きなんの木に張り合えるのではないか・・・次のCMはハワイじゃなくてポルトガルでも良いかも。やはり歴史ある場所というのはこういう「主」のような木がいるので本当に神々しい!なんて感心していると・・・

 

振り向いたそこには、出ましたポルトガルジブリポイント。この塀を抜けて畑へ行くのですが、このショット、どう考えても「不思議な国」へ繋がっていそうな入り道。日本にいるときの「耳をすませば」風のジブリスポットも素敵ですが、ポルトガルの「魔女の宅急便」風のジブリスポットも負けていません。

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この緑のトンネルの向こうに絶対誰かいるでしょ?と思わずにはいられない風景・・・。笑

 

 

 

緑のトンネルを越えると・・・

 

 

 

期待を裏切らない息を飲む光景が!!!

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ひゃー!少し丘のようになっているので、この光景にウットリです。みなさん定番のブドウの木がズラーっと並んでいるのはよく見ていると思うのですが、それを「引き」で見てみるとこんな光景。完全に迷いこみましたね、ジブリの世界へ。

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遅くなりましたが、ここはマングァルデ。私たちが輸入しているオリーブオイルのCASA ANADIAのワイン畑です。ポルトガルのワイン=Douroのワインで、あのドウロ川の渓谷を想像する方も多いと思いますが、ここダォンも有名なポルトガルワインの産地です。

 

そして、またまた来ました。カタカナでなんて書けば良いか分からないポルトガルの地名。マングアルデと書こうと思って調べていたらグーグルさんではマングァルデと出て来たのでマングァルデで・・・。ダォン地方と書こうと思っていた地名はダンと出て来たのでダンにします。

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↑↓このようにワイン畑ですが、すぐ横にはオリーブも植えられていたりします。オリーブ畑とワイン畑はポルトガルではセットなのですよ。

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そのすぐ横には、こんなワイン畑の光景が広がっているのです。勉強のために日本でもオリーブ畑やワイン畑を見つけては行ったりしているのですが、日本ではこういう光景はないですよね。まぁ歴史が違うので当たり前と言ったら当たり前かもしれませんが。

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ブドウの実はこんな風にたわわに実っています。

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一つの実は手に持ってみるとこんな感じ。小ぶりですね。

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 そんな実をつけた木がずーっと広い大地に這うようにして広がっているこの光景。

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ファームにはちょっとしたオアシスも。

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ドローンを飛ばしたらすごいんだろうな〜。せっかくの雰囲気が台無しになりそうだけど。

ワイン畑は広いのに、通路などはいつも緑が綺麗に整備されています。さすがお城にあるワイン畑。この緑の誰がここまで綺麗にしているんだ?というような通路が張り巡らされているところが、ズーーーっと続いています。終わりが見えないくらいに。

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 あぁ〜本当に素敵。また、ワイン畑には歴史があるため、これが16世紀からあったのか・・・この場所はいろいろな時の移り変わりを見てきたのだな。お城にいた貴族はこの葡萄が実って行く姿を日々見ながら季節感などに浸ったりして、さぞ幸せな気分だっただろうな・・・などと考えずにはいられません。

 

ウロウロしていると今度はトトロのトンネルが出てきました。

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お酒が飲めないため、味わえない私はこの時はただの通訳としてファームを歩いていたのですが、話を聞けば聞くほど妄想が加速していくポルトガルのワイン畑歩き。今すぐにでもワインを輸入したくなったのは言うまでもないですよね・・・。

 

こうして視察は終わったのですが、ワイン畑で話をしているときも「16世紀の彼らは数世紀後には日本人がウロウロここでしているなんて想像できたかな?」「それとも、もっとハイテクな未来を想像していたのかな?」という思いが頭をグルグルし、時空を超えて時がつながったような感覚に包まれました。

一層の事ここに一人で佇んでいたかったのですが、既に「何やってんだ?」というくらいホワ〜っとなっていたので、この日のファーム散歩は終了。冷んやりとしたお城の中へ移動となりました。

 

 

さてさて・・・週1回更新しているこのポルトスタイルですが、来週からまたポルトガルへ行ってきますので、1ヶ月間はブログ更新なしになると思います。代わりに、インスタグラムからSTORYなどでポルトガル動画アップしてみたいと思います〜!ライブもやってみたい!と思っているので是非チェックしてみてくださいね〜!フォローまだしてない方は忘れずにしてね!Até já!

 

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