ポル日記#026 世界のポルトガル熱
最近日本でも脚光を浴びているポルトガルですが、世界に比べたらまだまだだと思います。少なくともそう感じるくらい、英語の記事を読んでいると、ポルトガルがしょっちゅう出てくる。もちろん日本はポルトガルからはとても遠い国なので、入ってくる情報量やポルトガルと言ったら思い浮かぶイメージなどが少ないというのも影響していると思いますが・・・。
先日、私が大好きな雑誌FLOWを読んでいました。
これはポルトガルの雑誌ではなく、オランダで二人の女性がPAPER LOVERのために作ったオシャレな雑誌で、クラフト系のものや、マインドフルネスやワークライフバランスについての記事、アーティストの密着など、とても面白い意識の高い内容で、英語にも訳されています。
そんな本をゆっくり読んでいると、またもやいきなりポルトガルが登場しました。
今回はカナダ人のパターンデザイナーの日々を取材したものだったのですが、なんと最近彼女は活動の拠点をカシュカイシュに移したのだとか!
アズレージョからインスパイアされてるとも。
おぉ!!!!カシュカイシュは移住者に大人気のスポットですね。私もカシュカイシュはリスボンに近いけれど、海と共に生活ができるし、ゆっくりもしているし何より美しいので大好きです。
参考までに、こちらはカシュカイシュの雰囲気の記事
ポルトガルは昔はイギリスのあまりリッチではない人たちのヴァケーションの目的地でした。
その後、(というかフランスとポルトガルは昔から親交が深いのですが)フランス人がポルトガルに目をつけ移住し始め、ドイツ人もちらほらとやってきて、英語圏などの人がついて来たという感じがします。
その1番最後にちらほらと日本人がいる感じですね。笑
知り合いのポルトガルに移住を始めた人はカシュカイシュに住む人が多く、カシュカイシュは外国語を話している人ばかり。同時にフランスの影響を受けてかとてもオシャレにどんどんなってきていると感じます。
アーティストやノマドが住みに行く国としても人気ということは、やはり世界の産業革命に一緒に乗って行かなかった良さがここになって出てきたんだなぁなんて思ったり。大体、ポルトガルに好んで行く人々は、産業革命にバリバリ乗った国の出身者が多いので、これからはポルトガルの良さももっと重宝されていくのだと思います。
そして同時に、世界にある数少ない「古き良き」が残っている町がたくさんあるポルトガル・・・とにかく、アメリカの大手企業やフランチャイズには目をつけられないで欲しい・・・そう願う私たちであります。
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