ナザレの教会
本日ブックスタートなるものに娘を連れて行ってきました。ポルトガル人キッズの中にいるときは、目立ってうるさいわけでもなく、落ち着きが無いわけでも無いのですが、日本人の中にいると、どう見ても落ち着きの無いように見えてしまうナザ。
ナザに他の日本人ベビーのように大人しくなって欲しいとは全くもって思っていないので、問題ないのですが、
どうやって他の日本の家庭ってあんな静かな子達を育てているのだ???
と、とても気になってしまいました。
本読み中に「アァー」とか言っていたのがナザだけでビックリしたと言う件。笑
と言うことで娘にちなんで、今日はナザレのお話を。以前の記事にも載せた通り、ナザレの町は面白い構造になっていて、下にも海沿いの町プライア地区が広がっていて、ケーブルカーで崖の上まで向かうと、そこにはまた教会を中心にした町シティオ地区が広がっています。
我が家では日本のそこら辺のテーマパークの乗り物より怖いんじゃないかと噂になっている例のケーブルカー・・・
このケーブルカーを登り終えると待っているのが、この風景!
たまらない絶景です!
そして、ナザレを身籠ったのはこの町だったので、この写真を見ると妊娠した時のことを昨日の事かのように思い出します。このナザレの綺麗な海とオレンジの屋根の美しさは1度目に焼き付いたら離れない、ダントツの美しさ。
ケーブルカーを登ったところには、展望台のようなものがあるだけでなく、シティオ地区と言う、小さな町がしっかりと広がっていて、こんなローカルなお土産やさんが続いて並んでいます。
この風景は本当にブラジルにそっくりなので、ブラジルは本当にポルトガルを写生したようにして作ったんだなぁと思いました。モザイクタイルも、ビルディングもお土産やさんの連なり方も、全部ブラジルのビーチ街のよう。この綺麗になりきれていない感がポルトガルらしく大好きです。
ここを通り越して行くと、ナザレの有名な教会が登場します。
この大きな教会が有名な「マリアの奇跡が起こった」教会
ノッサセニョーラ・ダ・ナザレ教会!
そもそも、この教会は4世紀にイスラエルのナザレスからマリア像が持ち帰られたことによってナザレという名前が付けられたことが有名で、4世紀からある(と言われている)マリア像がここにあるのですが、
その他にも、「マリアの奇跡が起こった」教会、別名、「ドン・ファスの奇跡」と呼ばれる出来事でも有名です。
サクッと説明すると、霧の中で狩りをしていた(笑)ドンファスがここの崖から馬ごと落ちそうになってしまうのですが、そこになぜかマリア様が出現し、マリア様によって助けられたという話です。
まぁ、これだけ美しく、独特な雰囲気を醸し出す場所ならば、そのような逸話がいくつあっても足りないような気がしますね。
娘にも命名してしまうくらいだし、本当に愛して止まない町です。
今はすっかりサーファーの町として有名になってしまったナザレですが、実際は4世紀から続くと言われている歴史ある町なのです。
ポルトガルの中でも有名な町とだけあって、町の規模に対してとても大きい教会でした。この町は綺麗なだけでなく、とってもカトリックな町でもあるので、次回はもう少しこの教会にフォーカスして紹介したいと思います。
3月にはこちらの展示会に出ます。
バイヤーさん専門の展示会ですが、遊びにきてね。
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