リスボンの下町アルファマ地区のALLFAMA TOO
桜も満開となり日本は最高の季節となりましたね!桜の写真も載せたいところですが、ここではいつも通り、恒例のポルトガルのシュウイチ情報を!
今日のポルトスタイルはリスボンの歴史的地区アルファマについてです。もしかしたら、このブログでアルファマを紹介するのは初めてかな?アルファマを一言で説明すると難しいので、ササッとアルファマの雰囲気をお見せします。百聞は一見にしかず!
こんなイメージや
細い通り、坂が続くこれも代表的なアルファマ風景
またにちょっと拓けた場所はこんな感じ。
なんとなく想像できましたか?
リスボンのトレンディースポッツ(笑)であるシアードやバイシャ地区とは違い、アルファマ地区は歴史的な地区で東京でいう下町の浅草という感じ。シアードやバイシャは新しいファッショナブルなお店が次々出来る渋谷や原宿的なイメージと言ったら分かりやすいかもしれません。
もちろんリスボンは東京のようなメガシティではないので、全く持って似てる場所はないですが、カタカナばかり並べられても分からないと思うので、’’強いて言えば’’の話で例えで位置付けをしてみました。
アルファマはバイシャ地区の少し東側に位置していて、スニーカーなど歩きやすい靴で行けば歩ける距離です。狭い路地などの作りは昔のイスラムの文化の影響を受けているらしく、なんとも言えない不思議な雰囲気の路地のような道が続いているので是非バイシャ地区からは歩いて行ってみてください。
アルファマには歴史的な観光スポットがたくさんありますが、本日紹介するのはここで入った美味しいレストランの話。友人に紹介してもらって行ったレストラン、名前はALLFAMA TOOです。
大きな看板など何も出ていないので、よーく覗き込まないとレストランかどうか分からない佇まいのお店なのですが、一度入ってみると人気店らしく、店内も私たちの入店後すぐにいっぱいになりました。壁一面がコルクのお洒落なお店!!!
ここはポルトガル風のローカルな人たちが集まる庶民食堂的な感じではなくて、ちょっとお洒落に拘っている風のポルトガルレストランでした。なんとなく見て分かる通り、ドイツ人やフランス人の観光客ばかりだったのでドイツやフランスなどの観光ブックに載っているのかな?ライトなどにも拘っているいる感じで可愛い店内です。
たくさん歩いて疲れていたので、オレンジジュースとサングリアで乾杯。お店の方もとても感じが良く、活気があるけれど寛げる良い雰囲気のお店です。
観光客向けのレストランだと高くてマズイので、もしかしてここももうそういう感じになっているかな?と座った時はちょっと心配したのですが、そんなこともなく安心しました。
人参コーンサラダをスターターに頼み、
このお店で一番おすすめと書かれていたバカリャウを注文。意外と小さい!このバカリャウ(干し鱈)はマッシュされていてマヨネーズ系のものと混ぜられていました。
いつもの伝統的なバカリャウの味はしなかったけれど、これはこれでとても美味しかったです!本当にバカリャウは色々な調理の仕方があるので面白いです。横のハート形に切られているのはポテト。
そしてもう一品。ここは一応ポルトガルのお店なのですが、なんとなくポルトガルのハンバーガーがメニューから目に入ったので食べてみようと思い、好奇心で頼んでみました。
ジャン!
ついてきたポテトがポルトガルスタイルなのが嬉しかった!この小さいサイズのポテトって結構ポルトガル料理についてくるのですが、美味しくてハマります。このポテトならば、そんなに体にも悪くないですしね。横は一応ナイフが刺さったチーズバーガーですが、これはやっぱり普通の味でした。
2人でこれだけ食べて大体35ユーロ(4000円くらい)ポルトガルは「安い」と皆思われているかもしれませんが、言ってもユーロ圏ですし、最近はとにかく注目されていて観光客が多いので、物価も上がってきています。昔の方が色々安く食べられたのは事実ですが、観光客でポルトガルが賑わうことはポルトガル人にとってはとても嬉しいことらしいので、しょうがないですね!
アルファマ地区にお出かけの方は是非ここのお店に行ってみてくださいね!おすすめです。
本日のレストラン
ALLFAMA TOO
住所;Largo de Sao Rafael | Alfama, Lisbon 1100-603, Portugal
Tel;+351 918 228 570