アモレイラシュに集合!リスボンの若い子に人気のカフェ
さぁ本日は久しぶりにリスボンの人気カフェの紹介。旅行者ウケするザ・ポルトガル!なカフェではなく、ポルトガル人の若い子というか地元民の意識高い系の子たちに人気のカフェをご紹介します。
と思っていたのですが・・・
ここはフレンチのフランチャイズ店でした。しかし、ポルトガル色もしっかりと入れてあるパステラリアですし、一応ポルトガル人若い子軍団には人気のパステラリアだったので、このまま紹介してみようと思います。
アモレイラシュの目の前にあるパステラリア ERIC KAYSER
「友人に朝ごはんはここで待ち合わせしよう!」と言われ行ってみるとココ。どこかで見たことがあるなぁ〜と思いつつお店へ入ると、やはり日本にもあるあのKAYSERでした。どの国でもKAYSERは人気なのですね。
ここは観光客ではなく、実際に住んでいるポルトガル人が生息する(笑)エリアなので、アモレイラシュの辺りに来ると本当のポルトガル人のビジネスマンの生活が垣間見れるのは面白いところ。
ポルトガルに居るのに、こんなパステラリアに入るのもなんだかなぁ〜と言う思いはもちろんあったのですが、ポルトガル人の若い女子には大人気のよう。まぁ私たち日本人も日本のものばかり食べているかと言ったら確実にそうではないので、こういうポルトガルらしくないお店がポルトガル人に人気なのは納得ですね。
ショーケースの中身が綺麗に陳列されていて、なんだか日本のショーケースのよう!まぁ日本に比べたら少しダイナミックかな?
もやしなどを使ったいかにもヘルシー系の食べ物も登場!ポルトガルにはまず、もやしを使った料理でしかも、朝ごはんにこんなにたくさんチョイスがあるところなどないので、これからはこういう系ももっと増えて行くのかな?なんて思いながら観察。
そして列に沿って流れて行くと、お次はスイーツ。スイーツコーナーまでとってもカラフルでオシャレ。ポルトガルのスイーツコーナーはだいたい、ベージュです。というのも、卵黄を使ったパンやスイーツがとても多いので、ショーケースは黄色っぽいというかベージュのものがズラーッと一色なのが定番!
しかしここはカラフル!さすがフレンチ。
そしてパンコーナー。やっとポルトガルらしい色が見えて来ました。笑 クロワッサンよりも上にあるハムとチーズのパンがポルトガル流。こうやって華やかなランアップと一緒に見てみると、やはりポルトガルの食べ物はシンプルですね。
それが良い。
購入したら早速中へ行って座ります。店内は広々としていて子供連れても入りやすい。ベビーカーを押しているママ軍団なども何人かいました。
いつもは迷うことがあまりないパステラリアでも、今回はラインアップがありすぎてなかなかオーダーを決めることができず・・・結局、アップルパイとアーモンドパイとカプチーノをオーダー。
しかし、ポルトガルっぽいものもと思い、ちゃんとこちらもオーダー。結局、こんなに4人だけで食べられるのか?と言うほど頼んでしまいました。
私はここのところ毎日ポルトガルっぽい朝食を食べていたので、ちょっと外国っぽいオシャレブレクファーストをオーダーしてみることに。ご飯にざくろと生ハム、パイナップル、コリアンダーが入っている面白いもの。
ポルトガルの朝ごはんにライスを食べる日がくるとは・・・笑
味付けが薄い塩だけだったので、結局味は・・・普通でした。友人が頼んだクロワッサンとカフェが1番美味しそう。
ポルトガル人の友人と、全くポルトガル人らしくない場所でのブレクファーストをこの日は楽しんだのですが、リスボンのCHIADOなんかよりも、ここの方がよっぽどポルトガル人が居る!笑 店内は近年稀に見る90%がポルトガル人!(最近いい感じの場所は外国人がとても多い)案外、自国の人はそこまで自国のものに惹きつけられないものだなぁと思いました。
そして、何度かここに書いていますが、最近ポルトガルで見るカプチーノ率が確実に上がって来ている!ここはフレンチベーカリーなので当たり前と言ったら当たり前ですが、ポルトガルでカプチーノを頼むと、
「カ・・・カプチーノ?笑」
という反応が少し前までは返って来ていました。
カプリーノなんて洒落たものオーダーするの?と言う感じで、ポルトガルではカプチーノという響きが既に気取っている感じなので、友人には「何回ポルトガルに来てカプチーノ頼むの?」と笑われていたと言うストーリーがあったのですが、最近はカプチーノが出てくるお店がめちゃくちゃ増えた!!!!!!
グローバル化されて行くポルトガルを間近で見ているのは嬉しい反面、寂しいものですね。そんな自分勝手なことを思ったポルトガル人との朝食時間でした。