ポルトガルの気になるSUSHI屋さん事情
海外旅行をした時に、旅先の日本食レストラン事情が気になる方も多いのでは・・・
本日ご紹介するのは、ポルトにある日本食レストランKANPAI DOWNTOWN.
安易な名前のつけ方ではありますが、店構えはオシャレです。
今では外国では定番になってしまった「中国人による日本食レストラン経営」
ポルトガルではそこまで浸透してないようで、割とポルトガル人オーナーが多く、店構えも「安っぽい」作りではないので安心します。
もちろん中国人による日本食レストランもありますが、他の諸外国に比べると、ポルトガル人オーナーが多いかな。
そして、スシシェフはなぜか、ブラジル人が多い。
やはり、ブラジルには日系人が多いため、同じ言葉を話すポルトガル人はブラジル人の感覚をあてにしているのか?
もしくはただ賃金が安いからなのか・・・
今回入ったお店はそこまで日本を意識していない感じでした。
所謂、フュージョンSUSHIレストランです。
ポルトガルでグリーンティーを頼むと、まず普通の緑茶は出てきません。
アメリカだったりオーストラリアなどの結構日本人が多い諸外国では本格的な緑茶が出てくることも多かったのですが、
ここポルトガルのグリーンティーは甘かったり、ミントがかっていたり・・・
そしてお決まりのこういうスタイルで出てきます。
なかなかオシャレではありますが、ここから出てくるお茶が薄めだったり甘かったりすると、見た目の重厚感と合わなさすぎて不思議な感覚を覚えますね。
前回の記事にも書きましたが、
南米のセビーチェは結構ポルトガルの色々なレストランで見かけます。
そして、ポルトガルのお寿司やさんには絶対にあるアイテム。まぁ生魚つながりであるのは頷けますね。
南米とは違い、ポルトガルはお店によってセビーチェスタイルも違うので、やっぱり気になったセビーチェをまずはオーダー。
ここのお店のセビーチェは、紫オニオンにサーモン、白身魚、そこにドレッシングがかかっている感じでサラダのようでした。
酸味はそこまで強くなく生魚感もあまりありません。
そして次にオーダーしたスシは訳あってベジタリアンSUSHI。
ベジタリアンにしたものの、私自体はベジタリアンではないので足りるかな?なんて思いながらオーダーしてみたのですが、
をぉー!
なかなか豪華なベジタリアンSUSHI。
海藻やコリアンダーをふんだんに使っていて、なんというか目から鱗の寿司でした。
アメリカでも食べたことがないようなスタイルの寿司で、西洋スタイルというよりも、ポルトガルスタイル。
お寿司にコリアンダーやパプリカがこんなに合うとは!!!やはりポルトガル料理と日本食のコンビネーションはとても合う!
そして、のっていたパプリカもいい味を出していました。
(※最近は言わずと知れたポルトガルのマッサは私たちも輸入しています。是非試してみてね)
ヨーロッパはやっぱりベジタリアン文化も浸透しているので、ベジタリアンの食べ物はどこに行ってもあって、進んでいます。素晴らしい。
そのほかにも定番のHOT MAKI
これはどこのSUSHIレストランでも見るのですが、揚げてあるSUSHIに
サーモンとクリームチーズがのせてあるスタイル。いわゆるフィラデルフィアですね!
これにかかってくるソースは大体いつも、甘く塩っぱい感じです。
そして、こちらは一番斬新だったGOMA TUNA.
ゴマツナ?
なんだかよくわからないけれど、美味しそうな名前だったので、恐る恐る頼んで見ると、こんなものが出てきました!
ツナの大きなブロック一面にゴマがギッシリ!
これが一番斬新なメニューでした。
本当の「寿司」は、当たり前に日本で食べるのが一番ではありますが、ポルトガルで食べるSUSHIは日本の寿司とは違う感覚で楽しめるので、私たちは毎回楽しんでいます。
これからポルトガルへ行かれる皆さん。
日本人としてポルトガルに行った際には、日本に近い「寿司」を探すのではなく、ポルトガル版「SUSHI」を堪能することをオススメします!!
ポルトに来られた際は是非ここでオシャレな雰囲気のSUSHI NIGHTを楽しんでみてくださいね。
以上ポルトガルのSUSHIの楽しみ方情報とチョットしたうちの商品の紹介でした。
レストラン:KANPAI DOWNTOWN PORTO
住所:Rua Mouzinho da Silveira,298 Porto
電話:+351 918 944 112