アヤナザのポルトガル通信

小さな輸入会社のポルトドポルト(略:ポルト)を経営するアヤナザのポルトガルあれこれ。

ポルトガルで有名な作家ボルダロ・ピニェイロのお店

前回はポルトガル有名陶器店VISTA ALEGREについて紹介しましたが、今回はもっと有名であろうボルダロ・ピニェイロをご紹介します。

www.portostyle.work

言わずと知れたポルトガルを代表する作家さん。今はボルダロと言えば、陶器で有名なのですが、19世紀には芸術・政治・文化の各分野でかなり影響力を持った人です。ボルダロの窯元があるのはリスボンから少し行ったカルダス・ダ・ライーニャ 。小さい町ではありますが、陶器の町として有名です。

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以前この記事を書いた時に出てきた町ですね。1884年にボルダロはこちらに窯を作りました。

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今は直売所もあるため、今回はそこへお買い物に行ってきました。

ボルダロのアイコニックの陶器と言えばキャベツ!ここの作品は、普通のお皿や陶器を作っているのではなく、食べ物や、動物、魚などがリアルに再現された作品がほとんどです。

キャベツはボルダロの作品の中で1番有名なシリーズで、最近は日本でも売られているので、見たことある人も多いかな?f:id:portodoporto:20190426165835j:plain

工房についている直営店に一歩入ってみるとこんな感じ。英語を話せる人は一人しかいませんが、みんなポルトガル人らしい良い人ばかりです。少し強面のおじ様などもいらっしゃったので、恐る恐るポルトガル語で話しかけてみると、みんなとても良い人たちでした。やはりどこの国でも、モノを作る人は「強面だけど実は良い人」が多いですね。

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広い店内には、作品がズラリと並んでおります。色々なフルーツや野菜の陶器はやはり目立つところに。

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フルーツや野菜だけでなく、葉っぱのリアルなお皿なんかもたくさん。とにかくボルダロの作品はリアルなモノばかり。

こんな葉っぱの上に何かディスプレイしたら可愛いかも!と思いつつ・・・大きくて持って帰れない!というか、我が家は狭くて、置く場所もない・・・泣)残念!`

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だいたい我が家のお皿は白ベースや地味な色合い又は、知人が輸入しているポーリッシュポタリーで揃えているのですが、「夏にはこんな色合いの食器もオシャレだなぁ」と思ったり。

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2階にはアウトレットコーナーもありこんな感じです。アウトレットなので、少し傷がついていたり、ズレているものなどもありますが、自分用であれば、ここで買って行っても十分でしょう。

少ししか傷がついていないのに、半額になっているお皿があったりかなりお得なコーナーだと思いました。

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ボルダロの工房はVISTA ALEGREのように煌びやかではないですが、種類がたくさんあって、本当にワクワクするものばかり!あまり飾り付けされてないところも、またお宝が眠っていそうでワクワクしてしまいます。

レジ横ではバカリャウも発見!スジの当たりがリアルです!

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このカエルの陶器も私の友人が運がいいから玄関に置いてほしいと言い、娘が生まれたときにプレゼントしてくれました。本当にリアル。しかし家に帰ってボルダロのカエルが待っててくれるとポルトガルを感じられて嬉しい!

ポルトガルでは「玄関にカエルを置くと幸運を呼ぶ」と友人は言っていたのですが、それは初めて聞いたのでビックリしました。

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一瞬受け取った時に、日本語では「カエル」を「帰る」にかけたのかな?とか思ったり。そういう偶然の一致もまたポルトガルと日本のつながりのようで面白い。

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こちらのグラスホッパーの箱もポルトガル人の友人に頂いたもの。今は玄関において、鍵を入れたり、ちょっとした小物を入れて置くものに使っています。(ちょっと玄関の雰囲気には合わないのは秘密・・・笑)

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こちらは私が愛用しているシリーズで、特にオフィスで使っているコーヒーマグは見る度に幸せな気分になれます。

 

 

ここを出るときには、大荷物になっている私たち。毎回、日本行きのスーツケースに入るのだろうか??と思ってしまいますが、手が止まらない!

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先週は母の日のプレゼントで、アンティチョークの器を買いました。日本でもボルダロのファンが増えて、広がってくれると嬉しいですね〜!カルダス・ダ・ライーニャ は少しリスボンからは遠いので、なかなか簡単にここのお店にはいけないかもしれませんが、日本のお店でもお洒落な輸入者さんが選んできた可愛いものが売っているので、是非見てみてくださいね〜! 

それでは今日はこの辺で。

 

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