アヤナザのポルトガル通信

小さな輸入会社のポルトドポルト(略:ポルト)を経営するアヤナザのポルトガルあれこれ。

ビーチの目の前にある素敵なローカルレストランCasa da Galé

先月発売の雑誌IM HOMEに、南青山のセレクトショップITS SO EASYさんが取材され、私たちのツナ缶が載せてもらえました。

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こんなオシャレ雑誌に載せてもらえるなんて感激。嬉しい限りです。
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 さて、過去2回の記事を少し辛口で書いてしまいましたので、本日は美味しい記事をお届け!!以前紹介した オシャレレストランAzenhas do Marがある場所よりも、もっとリスボン近くにあるPraia Grande。名前は日本語で「大きなビーチ」という意味で、リスボンの人たちのウィーケンドデスティネーションとして人気の場所。しかし名前とは違って実際はとても小さなビーチです。

 

リスボンの人が週末になると一斉に出かけるビーチの一つのため雰囲気もとっても良いのですが、週末は道が混むのが難点です。しかし海も青いし、やっぱり車で少しでこんな良いところに来れるなんてリスボンはいいところ!

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今日ご紹介するのは、こんな素敵なビーチの目の前にあるローカルレストラン

Casa da Galé

ビーチの目の前とだけあってお店の雰囲気はとても解放的で海風が気持ちよく感じられる場所です。

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テラス席や窓側の席からは、目の前に広がるビーチと海が見えて、海水浴をしなくても海に来るというポルトガルスタイルを楽しむことができます。

日本は夏ではない時に海に入りもしないのに、海に行こう!ということは、あまりないと思いますが、ポルトガルスタイルは真夏ではなくても、日さえあれば、ビーチに本を読みに行ったり、ビーチ沿いのレストランに行ってそのあとブラブラしたり・・・

リスボンのような都会に住んでいても、自然と共に生活することを忘れないのがポルトガル流です。

f:id:portodoporto:20181204213306j:plainさてさて、ポルトガルの海辺のレストランだったり、海鮮で有名なレストランへ行くと、必ず魚のショーケースがあるのですが、その魚がまたとにかく新鮮!!!!

私たちの地元もお魚が新鮮で美味しいので、美味しい魚には慣れているというか、新鮮な魚は日々見慣れているのですが(ちょっとした自慢)、ポルトガルのレストランのショーケースに入っているお魚は、そんな私たちが驚くほどに新鮮なのです!!!ここのレストランの魚のお目目の透き通り方もまるでお人形のようでした。

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美味しいシーフードレストランかどうかチェックしたい時は、このショーケースチェックが鍵となりますね!

そんなこんなで席に着いたら早速オーダーです。ポルトガル人とテーブルを囲む時には大体シェアが基本で、みんなでメニューを見ながら決めて行きます。この日は大人4人でご飯が食べられる子供一人というメンバーで以下のオーダー量でした。

 

まずは皆さんもご存知ブリャオンパト。

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あさりの蒸し焼きですね。日本とほぼ調理方法も同じなのですが、コリアンダーとオリーブオイル、レモンが入っているだけで大分味の雰囲気が変わります。面白い。ガーリックがそのままドッシリ入っているのもポルトガル風。

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浜辺で食べるブリャオンパトは相変わらず美味しいです。ポルトガルには普通のアサリとAmêijoa japonesa(日本風あさり)というのがあるのですが、「ブリャオンパトを作る時は私たちは絶対にポルトガルのアサリで作る!」とこの日一緒に食べた人たちは熱弁していました。今度食べ比べしてみないと・・・

 

そして、メインはこの三つのポルトガル陶器に入って来たご飯。ポルトガルではシルバーのお鍋に入ってそのままドーン!と出てくることが多いので、陶器に入って出てきた時は「お!オシャレ!」と思ってついつい写真を撮りまくってしまいました。笑

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この陶器はポルトガルによくある日本の土鍋のような感じで、食器なども揃えることが出来るため、今回の滞在では食器なども合わせてたくさん買ってきました。またブログに載せますね。

さて中身はというと・・・ジャン!全部ポルトガルの定番料理です。

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1番大きいお鍋に入っているのが、恒例のArroz de Marisco! このブログでもよく出てくると思いますが、私たちのお気に入りポルトガル料理でどこへ行っても見つけると注文している海鮮リゾットです!

んん!!!ここのArroz de Mariscoなんだか美味しいぞ!!!

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「こ・・・これ!美味しい!!!」と感動していると、友人は達はいっつもArroz de Marisco食べて感動してるよね!とニヤけて私たちを見ていました。笑

 

そして、次はArroz de Polvo。またまたリゾット系ですが、今度はタコのリゾットです。今回のお料理で1番美味しかったものがこちら。もう魚類から出ている汁とコリアンダーの爽快な味が口の中で混ざるのがたまりません!

美味!!!!f:id:portodoporto:20181204213322j:plain

そしてその横にあるのが、ポルトガル料理のパンをふやかして食べるアソルダというもの。ライスの代わりにパンを入れたようなもので、海鮮のダシも美味しい魚介の味も効いているのですが・・・

私はそこまで得意ではなく・・・チラっと横にいる主人を見ると、主人も箸が進んでいなく、苦手だったようです。

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ちょっと、パンをふやかすというあたりが、日本人には不向きな感じかな。何度食べても食感にあまり慣れません・・・。しかし、アソルダも代表的なポルトガル料理ですよ。

生卵はお料理が熱いうちに自分たちでかき混ぜて食べるのですが、なんだかそこはアジア料理みたい!日本の卵かけご飯も、ポルトガル人なら食べられるかもしれませんね。次回試してみねば・・・!

 

みんな自分のところに取って食べるので、プレートはいつもこんな感じに。

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ポルトガル料理、オシャレではないかもしれませんが、美味しいんだなぁ〜

そしてポルトガル風に最後はみんなでクイっとエスプレッソを飲んで終了。

f:id:portodoporto:20181204213435j:plainPraia GrandeにあるCasa da Galé。ここはお店自体の雰囲気もとっても良いし、お料理の味も美味しく、とっても美味しい大当たりレストランでした!!旅行した時に、どれだけ美味しいレストランに巡り会えるかというのは、旅の重要ポイントになると思うのですが、ここはオススメ入りです!!!

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少し前までのポルトガルはアタリの率がとても高く、調べずに入ったお店も美味しいレストランはたっくさんありました。しかし最近のポルトガルはこの観光ブームで、あまり美味しくないレストランもコロコロと出てきてしまったので、最近のアタリレストランに入店できた時の喜びは以前より大きくなった気がします。

皆さんのポルトガル旅行のお助けにもなれるように、これからも美味しいレストランいっぱい探して行きますね!

 

今日のレストラン情報

 Praia GrandeにあるCasa da Galé

住所:Avenida Alfredo Coelho 61, Colares 2705-329, Portugal

電話: +351 21 929 1218

雰囲気的には予約がいらないレストランでした。

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