ポルトのレストラン情報【Restaurante Abadia Do Porto】
最近は日本の中でポルトガル熱がジワジワと上昇して来ていて、「ポルトガルへもうすぐ行くので色々教えてください!」なんて私たちに声をかけてくれる人も増えて来ました。と言うことで今日はツーリストの方にも役立つレストラン情報をお裾分けしたいと思います。
確実に外せない旅行スポットのポルトで人気のレストランRestaurante Abadia Do Porto
「Abadia」とは修道院と言う意味です。「ポルトの修道院」と言う名前のレストランなのでやはり昔は修道院だったのでしょう。ポルトガルには修道院を改装して作られたものがとても多い!
でも、字体がなんか怖いですね・・・笑
ポルトの中心地サンタカタリナ通りのボリャオンマーケットのすぐ横にあります。メイン通りからは一本だけ奥まったところにあるので、知っていないと行けないレストランではありますが、大人気のレストランです。
4年前くらいまでは地元の人で賑わっていたのですが、今回訪れた時にはすでに90%が観光客でポルトガル語はあまり周りから聞こえて来ませんでした。
と言うことで、日本語メニューこそないものの、英語、フランス語、ドイツ語などほとんどの言語でのメニューがあるのでポルトガル語が全然できなくても安心。ウェイターさんは英語ができない人もチラホラいますが、そこはポルトガル人持ち前の明るさとホスピタリティで乗り切れると思います。本当にそういう明るいところもポルトガル人の良いところですよね。
ここのレストランで出してくれるのは全てポルトガル料理。
まずはタコのオリーブオイル焼きをオーダー。O polvo à lagareiro と言う料理でポルトガル料理の代表料理の一つと言っても良いと思います。タコやジャガイモをオリーブオイルに
浸してオーブンで焼いたもの。lagareiroは搾油所の人、搾油する人と言う意味で、大胆にオリーブオイルを使った料理には、lagareiroと付いているものが多いです。
やっぱりタコの大きさがダイナミック!付け合わせの野菜の家庭料理感もすごい。笑
そして出ました。私たちの中で結構ツボな「ポルトガル流お鍋でドン。」お鍋そのまま出されるフェイジャオン。ブラジルのフェイジャオンとは違い、ライスが中に入っていました。フェイジャオンは本当に頼む地域、レストランによって全く違う形で提供されることが多いので、私はいろいろな違う場所でフェイジャオンを頼むのが大好きです。
しかし、ここのお豆とライスが混ざったフェイジャオンは特に美味しく、このレストランへ来たら絶対頼んで欲しい!!見た目がダメな日本人の方は一定数いるかもしれませんが、そこを乗り越えれば本当に美味ですので是非試してみてください。
最後はまたポルトガルの代表料理の一つバカリャウの揚げ物。これは本当にいつ食べても間違いなく美味しい!!!ポルトガルにいる間に何度食べたことか・・・
ここはポルトの郷土料理のトリパスも有名なのでお豆が好きな方は是非頼んで見てください。豆豆コンビニなってしまいますが、上に出て来たフェイジャオンも本当にこのお店の隠れオススメ料理なので忘れずに。
このレストランは安くはありませんが、高くもなく、4人で食べて1人40ユーロほどでした。雰囲気が老舗のような感じでとても良く、ポルトガルの雰囲気を味わいたいけれども本気のローカルな場所だと言葉も通じないし怖い・・・という方にはモッテコイのレストランです。
観光客でいっぱいですが、よくあるツーリスト相手ならばどうせリピートしないし、そんなに美味しくなくても良いから、高い値段をつけて儲けてやろう!的なレストランではないのも好印象。
レストランは昼も夜もとても混んでいるので予約できる方はして行くのが良いですが、予約どうやって電話でとるか分からないよーって方は早めのランチなどにすると比較的スムーズに入店できる率が上がります!ポルトガル人やヨーロッパ人はランチもディナーも遅い人が多いのでちょっと早めの時間に行くというのは結構有効な技ですよ。
レストランは街中なので、ご飯を終えてからもちょっと辺りを散策して帰るのも良いと思います。こんな町並みを歩いていると、本当にディズニーランドなど行けなくなります。
ポルトの町は本当に夢見たいな町。特に幻想的な夜の街を歩いていると、街自体が世界遺産に登録される意味がよく分かります。ABADIAレストランに行った後はぜひ周りのポルトの町並みを散策して見ることを忘れないでくださいね。
レストラン名;Restaurante Abadia Do Porto
住所;Rua do Ateneu Comercial do Porto 22 24, Porto 4000-380, Portugal
電話;+351 22 200 8757