アヤナザのポルトガル通信

小さな輸入会社のポルトドポルト(略:ポルト)を経営するアヤナザのポルトガルあれこれ。

ナザレは何のギネス記録更新の地?

私たちはサーフィンはしないものの、

 

海のある町で育ち、海のある町へ留学し、海のある町に住みつき、

 

また海のある町に帰って来たため、

 

海もアーシングも大好き。裸足で砂を踏む瞬間がたまらなく好きです。

 

 

 

 

 

そんなこんなで色々な海や自然情報をチェックしている時、

 

結構前にハワイ在住のギネス記録保持サーファーガレットマクナマラがここナザレで自分が持つサーフギネス記録を塗り替えた記事を読んでいたのですが、

 

なんだこの波は!!!と思ったと共に、

 

なんとその地はポルトガル!!!!

 

 

 

 

 

これは私たちを呼んでいると思い行って来ました。

 

そう、前回の記事で書いた、今回ナザレにきた目的は・・・

 

約30mの「世界一大きい波」と言われ有名になった場所を見るためなのです。

 

 

しかし、どう見ても今の所は綺麗なポルトガルのローカルビーチ。

 

ずーっと続くコーストを眺めながら、

 

もしこの国が海に面していなかったら、ここまでポルトガル好きにならなかったかも・・・

 

なんて話していました。

 

 

www.portostyle.work

 

 噂の波の場所に行くには前回の記事のテレフェリコに乗って上まで辿りつき、

 

上にある町の中心広場通り抜けて行きます。

 

 

あの崖の上にこんな町が広がっているなんて・・・(ジブリの世界。)

 

偶然にもマリアさまの移動の日に当たって少しラッキー。

 

 

中心広場を越して5分ほど歩いて行くと登場!

 

「ようこそ 世界一大きい波の場所へ」

 

 

来たぞ!

 

この門をくぐってから実は10分くらい坂を下って行きます。

 

ベビーカーを連れた人とたくさんすれ違い、みんなタフだなぁと思いました。

 

見習いたい。

 

海に向かって歩いていく感がドキドキワクワクです。

 

 

坂の途中には急にシュールな鹿のモニュメントが!

 

読んで見ると、この森一帯が鹿の形に見えるからとかでこのモニュメントが作られたようです。

 

(安易・・・)

 

 

そして歩くこと10分。

 

崖の先端に到着です。

 

 

ここの先端がサーフと波の博物館になっていて、

 

エントリーには2ユーロほどかかります。

 

ヨーロッパにたまにある「よく分からない看板」も発見。笑

 

 

中に入ると、自分が今崖の上に立っている感がどっしり伝わってきて足がフルフルなりました!

 

こんな可愛い鳥さんがあり写真では和みますが、

 

ここまさに断崖絶壁の場所。ヒー

 

 

このバルコニーも先に進むに連れて斜めになっていて、

 

今にでも崩れ落ちそうな感じがする場所です。

 

本当にお腹がスースーしました。

 

 

気分か高鳴ってしまったのか、崖の先端でなぜか靴の紐を結んでいる若者。

 

どこで何をしているのアナタ?

 

世界には色々な人がいますね。

 

 

 

 

博物館には、実際にここで波に乗った人のサーフボードなどが展示されています。

 

 

しかし、噂の波が何もない・・・

 

一切ない・・・

 

地球のうねりが感じられない。

 

なぜだ?と思い聞いて見ると、あの超ビックウェーブがやってくるのは冬とのこと。

 

今は、ただただ大人しい海の様子。

 

冬はどんな風になるかというと、これ!

 

 

これは怖いですね。

 

ここまですごいと日本人の私たちは津波のようで怯えてしまいました。

 

でもみんな興味津々。

 

この赤いファロルがあの上の写真のファロルなのです。

 

信じられない。

 

色々なところをのぞいている観光客がたくさん。

 

覗きたくなる気持ちも分かるけれど、落ちないでね。

 

博物館はこんな崖の先っぽに建っているのです。

 

 

 

地震がある国だってことを忘れないように。)

 

今回は夏ということもあり、あの大波を拝むことはできなかったのですが、

 

波以上に町の背景や歴史的な部分がとても奥深く、町自体の雰囲気がとても不思議で手付かずで、町自体に吸い込まれるような素敵だったので、波だけで有名になるのはもったいないと思うほどの町でした。

 

 

 

 

 

 

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