ポルトガルの気になるチーズ事情
今年も残すところあと数日!ポルトにとっての2019年はのんびりな年になりましたが、みなさんにとってはいかがだったでしょうか?ポルトガル人気もとどまることを知らずという感じで、「ポルトガル好きになりました」と言ってくれるお仲間の方が増えて嬉しいばかりです。
2019年は娘の世話に手を取られたことも多かったのですが、2020年は娘をプリスクールに入れて、色々な面白いことをやって行こう!と企画案を温めていますので、楽しみにいていてくださいね!新年の抱負は今年中に書き出した方が上手くできるらしいですよ!
それでは、今日もポルトガル話へ!
ポルトガルと聞いてチーズ!と思う方はあまりいないと思いますが、ここはいってもヨーロッパ。日本よりもたくさんの種類のチーズがたっくさん揃っています!!!ということで本日はポルトガルの気になるチーズ事情をご紹介。
まずは普通のスーパーのチーズコーナーを。
ジャン!
すごいー!ポルトに有名なチーズ専門店があるのですが、そこに行きそびれたため、ポルトガルのチーズが欲しかったのに!!!とブツクサみんなに言っていたら、ポルトガル人の友人に「スーパーで買えば良くない?」と言われ、行ってみることに。
そしてスーパーに行って驚いた私。あれー???スーパーにこんな種類のチーズあったっけ?と思うほどたくさんあり、今までポルトガルのスーパーを見縊っていたな!と思いました。
ポルトガル人からしたら、自分たちがお隣さんのスペインやフランスに比べれば、チーズや生ハム系に弱いのは分かっているので、大したことないよ・・・と言っているのですが、日本人からすると結構すごいと思う!!!!
牛のチーズはもちろんのこと、ヤギや羊のミックスなどチョイスも本当にたくさん!!!何ヶ月熟成されているかも全て棚ごとに別れていて本当にここでウロウロしてる時間がとっても楽しかったです。
ソフトなものからハードなものまで。
大きさも1個マルマルなものもあれば、ハーフも、4分の1もあります。それより小さいのもありますが、ポルトガルに来てまでそんな小さいのはなぁと思い却下。
(グラムで指定して購入することももちろん可能です!)
5周くらいチーズコーナーをウロウロした結果、このチーズを購入することに決定〜!色々迷ったのですが、先日友達の家で食べて美味しかった羊と牛のミックスに。
これが、大正解のチョイスでした!!!!!日本人が食べても、「オエッ」とならない味で、しょっぱいですがいい感じでチーズの苦味もあり本格派のチーズだけれど、TOO MUCHではない!結局、このチーズ日本に帰って来てもチビチビと食べ続け、6ヶ月くらい持ちました。笑
それでも、旅行中だしなるべく小さい方が良い!!という方は、すでにとっても小さくカットされたチーズも売っている場所があるので心配ご無用です。
本格的なチーズが勢ぞろいで、日本みたいなプロセスチーズはないのかな?と思うと、日本のようなチーズコーナーもしっかりありました。
やはり、ポルトガルと言えどここはヨーロッパ。チーズの種類は日本ではかないませんね!
本日ご紹介したのは、AUCHANという普通のスーパーですので見つけたら是非行ってみてね。
ここでお買い物をしながら気になったのが、ポルトガルのチーズ消費量。友人のおうちではこんなタパスパーティーをやってもらったので、やっぱめっちゃチーズ食べるんだね!と言うと、「いやこれはパーティー仕様でいつもこんな食べてるわけじゃないよ。あなたたちが来てるからよ」と言っていました。(嬉しいな。)
生ハムにエビなどのペティシュコシュ(=タパス)。ここで素直にタパスって書いてよって思うかもしれませんが、タパスはスペイン語なので、ポルトガル人の気持ちを汲み取ってペティシュコシュで。笑
こういうペティシュコシュは特別なゲストが来た時に振る舞うものであって毎日食べているわけではないと言っていましたが、確かにポルトガルではこういうペティシュコシュは一般的ではないと思います。
娘のマドリーニャが来客の私たちのために用意してくれたチーズとペティシュコシュテーブル。スペインやフランスなどに比べれば、ポルトガル風にシンプルになってしまいますが、日本から行くととっても感動します。
ということで、ポルトガルに渡るチーズ好きさん達、是非スーパーのチーズコーナーは覗いてみてね!チーズを食べに行くような国ではないし、他の主要国ほどチーズ体制が整っているわけではありませんが、十分に楽しめると思いますよ!