アヤナザのポルトガル通信

小さな輸入会社のポルトドポルト(略:ポルト)を経営するアヤナザのポルトガルあれこれ。

大変な日々とポルトガルのベビー用品 CHICCO

いつもはポルトガル情報を発信しているこのブログですが、本日は久しぶりにポル日記を書いてみることにします。

 

最近はポルトガルの記事に縛りを設けすぎて、書き手の顔(自分)のことがブログから全然見えていない・・・ちょっとプレーンな記事が続いているなと思ったからです。そんな訳で今日はユルイブログ。

 

しっかりと書いた情報ブログも明日か明後日には配信しますのでしばしお待ちを!

 

さてさて、最近はよく、

子育てをしながらお仕事をいつもしていてすごいね〜!いつも楽しそうでいいね〜!

とポジティブな意見を頂く私たちですが、正直なところ

大変です!!!

 

ナザが歩くようになって今までのように、仕事中も横でヨチヨチ遊んでいる〜なんていう夢の時間は終了し、走り回り、OUTSIDE!!!!!!(外ー!!!)と叫び、ちょっとうまくいかないと、床に寝転んでバタバタやる始末。

 

当然仕事に身が入りません。

 

今は、ポルトガル語のキンダーに入れようと色々探しているのですが、現実はなかなかスムーズにはいかないものですね。子育てってなんて大変なんだろう・・・涙が出るけど、ここは生まれて来てくれたことに感謝しないとね。

 

世の中のワーキングママを本当に尊敬します。すごすぎる!!!!!

 

1人で夜な夜なお気に入りの動画を見ながらポルトの缶詰を食べるのが最近の幸せ時間です…

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ということで、今日はポルトガルの子供服を買いに行ったときの話。またもや子供服ブランドのCHICCOへ行って参りました。今回もまたまた友人の出産祝いを買うためです。いつも迷うのですが、CHICCOはヨーロッパに住んでいた人には絶対に喜ばれる!ポルトガルブランドではないですが、ポルトガルで作られた生地などもあるので、ぜひ! ポルトガルブランドにこだわりたい方はやっぱりKNOTがオススメかな!

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さてさて今回やって来たのはバスゴダガマモールのCHICCO

そう、イタリアのブランド、キッコですが、ポルトガル語読みではまさかの「シッコ」のお店です。シッコ。滑稽だ。

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 冬物の色合いが可愛いーーーーーー!!!!

冬に生まれてくるベビにはやっぱり冬っぽい色だよね〜!ということでこちらをゲット。

友人夫婦は生まれてくるまで性別はシークレットなのでどちらでもオッケーな色です。

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おまけに可愛い靴?ソックス?も発見したので買ってしまいました。可愛いねぇ。日本人のナザはNEWBORNの頃は靴なんて全然履いていませんでした。履かせるの大変だし・・・

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しかーし!!!!

ヨーロッパでは生まれてすぐの子も

え?そんな格好しなくてよくない?って言う大人みたいな格好をされている子が多いこと多いこと!!!歩けないのに靴???みたいな・・・

 

まぁ文化ですね。

ヨーロッパでは赤ちゃんを裸足でいさせることはまずない。

 

歩けない頃の暖かい時期は、ナザは結構裸足でいることが多かったので、周りの反応がオーマイガー!!!という感じでした!笑

これは赤ちゃんに靴を試着させたり、服を着させる場所。

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ガン飛ばして早く降ろせと訴えている娘。しかし女子力は高い様で靴選びはルンルンでした。

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履かせてもらってルンルンしている娘。

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決まったら会計までは他の店員さんが遊んでくれていたりするのも本当にありがたいところです。

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自分たちだけで育児をしていると、

うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

となりそうな時が1日軽く100回はありますが、外に出て、キラキラしているお母さんや、友達の生まれてくる可愛い洋服などを選んでいる場所に行くと、ちょっと幸せモードをもらうことができて楽になる気もします。

 

 

 

賞味期限が近くなって来たポルトガルのオイルがありますので、数量限定でとってもお安くしました!ぜひ買って行ってね!かなりお得な商品でーす!

 

では!

仕事に戻ります!

 

 

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マデイラ島の観光スポット「ラブラドーレス市場」

それでは本日もマデイラ島の話を。マデイラ島は日本でいう沖縄のようなポジションで、ポルトガルでありながら、独特な文化がある場所です。有名なものは、マデイラワイン、バナナ、そしてクリスチアーノ・ロナウド

 

私が色々な人と話していて感じるのが「好きな人」と「苦手な人」とハッキリと分かれる場所だと思います。(インドのような。笑)場所もモロッコの横の方に位置しているため、余計遠いと感じる不思議な場所でもあります。 

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先ほどまではこんなに晴れていたのに

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30分後にはこんな天気。ということもマデイラではアルアル。

 

ということで、この日はマデイラの有名市場、ラブラドーレス市場(Mercado dos Lavradores)へ行ってまいりました。ここはマデイラ島の観光スポットリストの上の方に常に上がっているので、絶対に行ってみよう!と思っていたスポットです。

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2階建のこじんまりとしたマーケットで観光客と地元の人両方に使われている場所のようでした。きっと時間帯にもよるのでしょう。特に朝は地元の人がたくさんいると思います。

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入ったところにはやはりアズレージョ。この絵に描かれているおばさんの格好がマデイラの民族衣装。ヒョロん何かが上に立っている帽子が町のあちらこちらに売られていたり、観光客が被って街を闊歩していたりするので、最初はずっと、「あの滑稽な帽子はなんなんだ???」「中国の帽子かな?」「ピクミン?」と思っていたので謎が解けました。笑

 

オソイ・・・

 

さて早速中に入って見ましょう!!!

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アズレージョを横目に中に入ると、マデイラらしいカラフルな屋台のデコレーションが出迎えてくれます。マデイラの民族衣装を着ているオバチャマなんかもたくさんいて、とっても観光地の気分を味わえる!!!!

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お花は見たことの無い花や、ブラジルでよく目にした花などもいっぱいで、お値段もお手頃なので、お花好きな人はとっても楽しいと思います!しかし、私たちは観光客なので、持って帰れない!!!

母に買って行ったら喜ぶだろうな〜と思いつつ、球根も重いし、何より持って入国できるかも不明なのでやめておきましたが、雰囲気はとっても南国〜な感じで楽しいです! 

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正門から入ると、最初はお花屋さんや球根屋さんがズラリと並んでいるので、そこをユック〜りみて次へ進むと・・・

 

出てきました〜!フルーツコーナー!!!

 

なんとも珍しい南国のフルーツたちを見たかったので、このコーナーを楽しみにしていました!いきなり出てきた面白いものがMARACUJA BANANA バナナのようなパッションフルーツ!!!

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日本ではパッションフルーツと言ったらそのままですが、ポルトガルでは実に色々なパッションフルーツの形を見ます。特にここマデイラでは、コレもパッションフルーツなのか??というものがたくさんありました!

 

陳列方法がなんとも外国らしいというか、日本人が思う「南国」的な要素が詰まっているように思います!!!

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でたコレ!!

モンステラの実

日本では屋久島などで食べることができるそうです!!ヘェ〜

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なかなかポルトガル本土では見れないようなフルーツばかり!!!ポルトガル人も「コレ何??」と言っている人が多かったです。

 

マデイラはなんと言ってもバナナが有名!私たちは変わった南国フルーツよりも、とにかくマデイラバナナが食べたかったので、こちらで購入。

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マデイラバナナは普通のバナナよりも小ぶりでとっても甘いことで有名!実際に食べてみると、本当に甘〜くて美味しいですが、高級美味しいフルーツに慣れている日本人には、そこまで感動するものでは無いかな・・・?

 

さてここで!!!!

 

実は少し気をつけた方がいいのがこのフルーツ売り場!!!私たちのような日本人は当たり前ですが、ソッコー観光客だと分かるため、かなりしつこく呼び込んで来ます。特に正門から入って右手にあるフルーツ屋さんの呼び込みはしつこく、無理やり買わせようとしたりもしてくるので要注意!!!

 

フルーツ売り場以外では気さくな人も多く、嫌な思いなどは特にしなかったのですが、フルーツ売り場だけは、気を張って行ったほうが嫌な思いはしないかな?と思いましたのでメモメモ。特に女性二人のところが危ない感じ。



 

フルーツ売り場の前には、なんとも南国の風を感じる素敵なスペースもあるので、ここで一休みしながら、遠目に色々なフルーツ屋さんを観察して、押し売りされてそうなお店は避けてくださいね!(皆にポルトガルで嫌な思いはして欲しくないので・・・)

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そしてお待ちかね、下へ降りていくと出てきました!魚売り場です!上はお花屋さんやフルーツ屋さんがズラリと並んでいて、カラフルな南国雰囲気を楽しめる、まったりした空気感だったのですが、階段を降りて下に行くと、一気に雰囲気がガラリと変わり、ザ・男の現場が登場します。

 

ドドン

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ここのコーナーは確実に観光客では買って帰れないので、地元の人用なんだな!と思っていると、どうやらグラムとかで買って行っている人たちもいました。

そして、こちらがマデイラの特産品、太刀魚です!!!

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日本でも、太刀魚よく食べるんでしょ〜?と言われましたが、こんなスタイルで見たのは初めて!!!!この光景は特に「マデイラ」という感じがしました。この太刀魚現場を見たかったのでちょっと感動!!!!

マグロは1キロ3.99ユーロ!日本でキロで買うことがないのでピンとはきませんでしたが、安いのでしょう。

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静岡出身の私たちは地元のフィッシュマーケットなどに比べたら、市場の大きさはかなり小ぶりで興奮はしなかったものの、何しろ珍しいものがいっぱいだったので、とても楽しめました!!!

 

ポルトガルの友人には「ワールドフェイマスなフィッシュマーケットがある日本とは比べないでくれ・・・」と言われました。笑


その通りですね!

 

フィッシュマーケットと普通のマーケットが一緒になったような、マデイラ島の観光スポット、ラブラドーレス市場。雰囲気が上手く伝わったかな?

 

特に安いものはなく、ポルトガルで買い物をし慣れている私たちからしたら、

「ちょ!高いな!!!」

 と思うものが正直多かったですが、マデイラの風を感じるにはここは最適!!!!南国らしいフルーツやお花、食のマーケットが見てみたい!と言う方は是非是非ここを訪れてみてくださいね!

 

小ぶりなマーケットなので、ケーブルカーに乗る前や後など、どこかへ行くついでに寄ってもちょうどいいスポットだと思います!

 

ラブラドーレス市場

 

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アモレイラシュに集合!リスボンの若い子に人気のカフェ

さぁ本日は久しぶりにリスボンの人気カフェの紹介。旅行者ウケするザ・ポルトガルなカフェではなく、ポルトガル人の若い子というか地元民の意識高い系の子たちに人気のカフェをご紹介します。

 

 

 

と思っていたのですが・・・

 

 

 

ここはフレンチのフランチャイズ店でした。しかし、ポルトガル色もしっかりと入れてあるパステラリアですし、一応ポルトガル人若い子軍団には人気のパステラリアだったので、このまま紹介してみようと思います。

 

アモレイラシュの目の前にあるパステラリア ERIC KAYSER

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「友人に朝ごはんはここで待ち合わせしよう!」と言われ行ってみるとココ。どこかで見たことがあるなぁ〜と思いつつお店へ入ると、やはり日本にもあるあのKAYSERでした。どの国でもKAYSERは人気なのですね。

 

ここは観光客ではなく、実際に住んでいるポルトガル人が生息する(笑)エリアなので、アモレイラシュの辺りに来ると本当のポルトガル人のビジネスマンの生活が垣間見れるのは面白いところ。

 

ポルトガルに居るのに、こんなパステラリアに入るのもなんだかなぁ〜と言う思いはもちろんあったのですが、ポルトガル人の若い女子には大人気のよう。まぁ私たち日本人も日本のものばかり食べているかと言ったら確実にそうではないので、こういうポルトガルらしくないお店がポルトガル人に人気なのは納得ですね。

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ショーケースの中身が綺麗に陳列されていて、なんだか日本のショーケースのよう!まぁ日本に比べたら少しダイナミックかな?

 

もやしなどを使ったいかにもヘルシー系の食べ物も登場!ポルトガルにはまず、もやしを使った料理でしかも、朝ごはんにこんなにたくさんチョイスがあるところなどないので、これからはこういう系ももっと増えて行くのかな?なんて思いながら観察。

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そして列に沿って流れて行くと、お次はスイーツ。スイーツコーナーまでとってもカラフルでオシャレ。ポルトガルのスイーツコーナーはだいたい、ベージュです。というのも、卵黄を使ったパンやスイーツがとても多いので、ショーケースは黄色っぽいというかベージュのものがズラーッと一色なのが定番!

しかしここはカラフル!さすがフレンチ。

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そしてパンコーナー。やっとポルトガルらしい色が見えて来ました。笑 クロワッサンよりも上にあるハムとチーズのパンがポルトガル流。こうやって華やかなランアップと一緒に見てみると、やはりポルトガルの食べ物はシンプルですね。

それが良い。

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購入したら早速中へ行って座ります。店内は広々としていて子供連れても入りやすい。ベビーカーを押しているママ軍団なども何人かいました。

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 いつもは迷うことがあまりないパステラリアでも、今回はラインアップがありすぎてなかなかオーダーを決めることができず・・・結局、アップルパイとアーモンドパイとカプチーノをオーダー。 

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しかし、ポルトガルっぽいものもと思い、ちゃんとこちらもオーダー。結局、こんなに4人だけで食べられるのか?と言うほど頼んでしまいました。

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私はここのところ毎日ポルトガルっぽい朝食を食べていたので、ちょっと外国っぽいオシャレブレクファーストをオーダーしてみることに。ご飯にざくろと生ハム、パイナップル、コリアンダーが入っている面白いもの。

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ポルトガルの朝ごはんにライスを食べる日がくるとは・・・笑

味付けが薄い塩だけだったので、結局味は・・・普通でした。友人が頼んだクロワッサンとカフェが1番美味しそう。

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ポルトガル人の友人と、全くポルトガル人らしくない場所でのブレクファーストをこの日は楽しんだのですが、リスボンのCHIADOなんかよりも、ここの方がよっぽどポルトガル人が居る!笑 店内は近年稀に見る90%がポルトガル人!(最近いい感じの場所は外国人がとても多い)案外、自国の人はそこまで自国のものに惹きつけられないものだなぁと思いました。

 

そして、何度かここに書いていますが、最近ポルトガルで見るカプチーノ率が確実に上がって来ている!ここはフレンチベーカリーなので当たり前と言ったら当たり前ですが、ポルトガルカプチーノを頼むと、

「カ・・・カプチーノ?笑」

という反応が少し前までは返って来ていました。

 

カプリーノなんて洒落たものオーダーするの?と言う感じで、ポルトガルではカプチーノという響きが既に気取っている感じなので、友人には「何回ポルトガルに来てカプチーノ頼むの?」と笑われていたと言うストーリーがあったのですが、最近はカプチーノが出てくるお店がめちゃくちゃ増えた!!!!!!

 

グローバル化されて行くポルトガルを間近で見ているのは嬉しい反面、寂しいものですね。そんな自分勝手なことを思ったポルトガル人との朝食時間でした。

 

 

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ブラジルの歌姫マリーザ・モンチのコンサートへ

本日は少々熱い記事になります!先日、ブラジルの歌手

マリーザ・モンチ

のコンサートへ行って来ました。これがもう・・・たまらなかった!

 

彼女の声は、私にとって「ザ•ブラジル」の声。一応ジャズの中に振り分けられているようですが、彼女の歌はジャズとも違うと私は思う。でも、もちろんポップでもない・・・

 

マリーザ・モンチマリーザ・モンチ

 

ロンドンオリンピックの閉会式でマリーザ・モンチが歌ったためか、外国でも割と彼女のAinda bemは人気ですが、日本ではあまり知られてないのかな?日本人のお客さんは見渡す限りほとんどいませんでした。彼女の歌は巷に溢ているような軽い歌ではなく、とにかく自分を自分の世界へ連れて行ってくれる深い歌なのです。マリーザ・モンチの独特の歌声は本当に脳内まで響く、他の誰にも真似できない声だと思います。

 

今回はブラジル人の駐在員の仲良しの子と、アメリカ人の子と3人でショーに出向いたのですが、みんな彼女の歌には各々の思い出があり、1曲目、時間通りにパッと出て来てパッとMARIA  DE VERDADEを歌い出した際には3人で静かに号泣。鳥肌が止まらず、こんなことってあるんだ!!!!と自分でも驚きました。というかマリーザ・モンチをこんな近くで見れるなんて!

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ブラジルでは常に巨大なホールを埋め尽くしているマリーザ・モンチのライブ。ここは割と小さいコンサートホールだったので、こんなところでコンサートをやってくれるの?と色々と驚いたのは言うまでもありません。

 

たまにポップスターのコンサートなんかに行くと、音程ガタガタで全然歌えてないとか、興奮しているのか、やたら皆に歌わせてくるなんてこともあるのですが、彼女の声はCDそのもの。というか生歌はCDとは比べ物にならない。これが本物なんだ〜!なんてずっとホクホクして聞き入ってしまいました。

 

ブラジルだったらチケットも取れないだろうし、値段ももっと高いと思うので、本当に日本に帰って来てよかったと1曲目からシミジミ。マリーザ・モンチは廃れない曲を何十年にも渡ってラウンチし続けているので、彼女の曲には色々な思い出が染み込んでいるのです。

 

私がポルトガル好きになったそもそもブラジル好きだったと言うのがありますが、ブラジルに惹かれるようになったのも、元々は音楽が始まり。ブラジル人交換留学生の友人の影響で14歳ごろからブラジルの歌が大好きでした。

 

ポップシンガーJota QuestのDias melhoresがでた頃で、他のティーンと同じく彼のドスがきいた声が好きで、Jota Questにどハマりしていたのですが、その友達が焼いてくれたCDになぜかマリザモンチの曲も一緒に入っていて、その時からなんとなく聞くように。

 

その後、私がオーストラリアで大学生時代を送っている際にも結局仲良く戯れるのはブラジル人だったのですが、そんな時代にマリーザ・モンチはTribalistasとしてアルバムを出し、その中のJA SEI NAMORARという曲をほぼ毎日聞いていました。

 

そして、数年前にした結婚式でも、ブラジル人の友人がAmor I love youというマリーザ・モンチの大ヒット曲を生演奏で歌ってくれたのです。

 

その他にもヒット曲は数え切れないほどあるのですが、彼女の歌は本当に廃れない!!!!彼女はあまり軽いポップショーのようなものにも出てこないので、それがまた彼女を特別な存在にさせるのかもしれません。

 

MCも静かに日本に来れたことを喜んでいる感じで、余分なことは一切言わない。こういうのがマリーザ・モンチらしいな〜と再び惚れ惚れしてしまいました。ニューヨークでショーをやった際には、坂本龍一をゲストに呼ぶという大物ぶりにも納得です。坂本龍一も大好きなので、マリーザ・モンチとのコンビネーションは最強すぎて目眩がしそうですね。

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マリーザ・モンチは、私生活はほとんどブラジルでは明かしていないようですが、なぜか日本の雑誌の方がインタビューに色々と答えています。

 

 ティーンエイジャーの頃から、節々色々な気持ちで聞いて来たマリーザ・モンチの曲。その曲を今大切だと思う友人と生で聴けた感動たるや・・・ノスタルジーに浸り、私も色々なことを彼女の音楽と乗り越えて来たなぁ〜とステージを見ながら思い、彼女の画面からは伝わらない美しさに圧倒され聞き入っていると、もう涙が出て来そうになりました。

横を見ると友人も遠く離れたこの地でマリーザモンチの曲を聴けるとはと泣いていました。笑 きっと彼女の歌声は人々に色々な感情を届ける力があるのだと思います。彼女の独特の歌声は本当に身体中に響き、心に刺さる。

 

マリザモンチに出会えて良かった。

ブラジルに出会えて良かった。

ポルトガルに出逢えて本当に良かった。

 

私の人生への色付けはこの人の歌声と共に始まったのかもしれない。そんな風に感じた特別なコンサートでした。

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アンコールには二曲とも、私が思い入れがある青春の曲Já Sei Namorarと結婚式の曲Amor I love youという奇跡も起きたので、ここに二曲貼っておきます。

APROVEITE!!!!

 

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人っ子一人いない不思議なポルトガルの町

お知らせ!

今週末10月13日14日​は代官山ヒルサイドパントリーで開かれる「猿楽祭」に顔を出させてもらいます。最近はイベントも少なくなり、お客様に会えることも少なくなって来てしまったので、今回のイベントで皆様にお会いできたらな〜と思います!​​​ぜひお出かけがてら顔を見せてください〜!

 

 

 先日、人っ子一人いない不思議な町に出くわしました。ポルトガルは本当にUNTOUCHEDな場所がたくさんあり、それが自分だけを特別な場所へ連れて行ってくれるような。世界が凄まじいスピードで変化していくのもどこ吹く風。という顔で変わらずにいたのが、ここまで惚れ込んだ理由だったのですが、昨今のポルトガル人気は本当にすごい!!!

 

リスボンが人でごった返している昨今、遠くまで静けさを求めて行ったのにも関わらず、あんなに車で運転して、こんなに遠くまで来たのに、気づけば隣客は

オーマイゴーッシュ

と超アメリカ英語で騒いでる観光客・・・なんてことが多い最近のポルトガルの現実です。

 

大好きな国ポルトガルが脚光を浴びて、よく分からない昔の友人とやらからも「ポルトガル行くのだけどオススメスポット教えて〜」なんて連絡がくるようになったのは、嬉しい反面、インディーズバンドを応援するような気持ちで寂しいものがありますね。

どうか、完全なるアメリカ化だけはされないで欲しいな・・・(多少はやはりしょうがない。)

 

さて、今回はトランコーゾ に行く途中にTERRENHOという町を発見しました。

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なんでもないポルトガルの田舎町ですが、私からするとこの光景がすでに尊い。何もない道を走っているといきなり村が登場!

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ここの辺りの光景は面白くて、先日紹介したモンサントのように色々な場所に巨大な石がゴロゴロと転がっているのです。

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この写真は遠くに見える石の集合体。

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たまに一個だけ、草原の真ん中にゴロリと転がっているものなどもありました。ここの地形は一体どーなっているのだ??と運転中にもキョロキョロしていた時だったのですかさず停車して町を見て行くことにしました。

 

この白いつなぎ目できた石の家を見ると、初めて来たときに見て感動したポルトガルの田舎の光景を思い出します。3匹の子豚のお話にでも出て来そうな家々。ポルトガルの田舎にはよくある家々です。

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しかし、ここの村、歩いても歩いても人がいない!!!チャペルもしっかりとあるし、町も綺麗なので人は住んでいるのだろうと思いますが、とにかく誰にも会わない!

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「ここは数十人の村では?」「どうやって生きて行くのだろう?」「グローサリーなどは?」と思ってしまうような村にまで、こんな立派な教会があるのはさすがポルトガル

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そんなことを思いつつふらふらと不思議な町だ〜物語に入り込んだみたい〜(またもや夢見る発言)と思っていると。立派な建物が登場!

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これはなんなんだろう??と思い入ってみようとノックをしてみたのですが、誰もおらず。閉まってはいたものの色々見てみると、ホテルというか民宿でした。(Alojamento Local)それと共にツーリスムオフィスとちょこっと書いてあるのを見て、またもや

「こんなところにまでツーリストが来るのかー!」

 

とビックリ。しかし30分くらいいても誰にも会わなかったので、さすがにあまり人は来ないところなのでしょう。

 

この宿が少しだけ気になったので、サイトで調べて見ると、

「この宿に一人で泊まった」

「管理人さんも次の日までいなかった」

 

などという口コミを見つけたので、ふむふむそーいうことか。と思いました。来たるべき未来のために、受け入れ場所を準備しているのですね!笑 

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町から見下ろせる場所には小ぶりの湖が。話は少し反れますが、ポルトガルにはあまり湖がないため、彼らは湖を見るととても興奮する気がします。ヨーロッパ1を誇る大きさの湖アルケバもポルトガルにあるのですが、みんなそこのことも大絶賛しておりました。

日本に来たら、浜名湖へ連れて行ってあげよう。笑

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まだまだありそうなポルトガルの秘境。これからも、全力で探して行きます!

 

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ポルトガルで人気の子供服ブランドCHICCO

本日はいつもの記事とは違うサラッと読める軽い感じのプライベート日記です。

 

以前ポルトガルの人気子供服について紹介しましたが、アクセスがとても多いので今回もまた子供服の記事を・・・

ポルトガル人ママ友の間でも圧倒的な人気を誇っているのが

CHICCO

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子供用品と言ったらCHICCO!と言う感じのポジションを得ているブランドです。
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日本にはまだ上陸していないブランドですが、イタリアのブランドでヨーロッパ中では安定の人気なので、ヨーロッパに行ったことがあるママさんたちは皆見たことがあるのではないでしょうか!イタリアや日本ではイタリア発音でキッコと呼ばれているのですが、ポルトガルではポルトガル発音で読むため、まさかの

シッコ!

日本語では読み方が滑稽に聞こえて笑うしかないですね。

 

ということで先日、ポルトガル人の友人にプレゼントにキッコの秋物の洋服をもらいました。

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可愛いー!キッコはベビーカーやカーシート、哺乳瓶やおしゃぶりなどと、洋服より、赤ちゃんグッズのイメージが強かったのですが、洋服も結構作っているのですね!!!

 

この洋服をもらった時に、おもちゃをもらったりするよりも嬉しかったので、次の週に私もキッコのお店へ出向いて、友人の出産祝いを購入して来ました。(おもちゃがありすぎると子供のクリエイティビティが下がるという記事を読んだので。笑)

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か・・・かわいい〜〜〜!!!記事や色味に惚れてすぐに購入!まだ友人の赤ちゃんは産まれていないのですが、彼女も海外に住んでいるので、次に会えるのは4ヶ月の時・・・ということで大きめの9ヶ月用にしておきました。

 

この次の週に行ったら、まさかの全品20%オフになっていたので泣きたい気分ではあったのですが、まぁ買ってしまったものはしょうがない・・・

 

赤ちゃんの洋服には全てこんな感じのタグがついています。

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これもかわいい!

 

ついでに娘の冬服ニットも購入!

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日本は女子のものは結構ピンク!!!リボン!!!という感じのものが多いので厳しいですが、ヨーロッパのデザインは可愛い!!!ポルトガルのキッズも結構オシャレな子が多いなぁ〜と思っていたので、可愛いお洋服とプレゼンが買えて大満足でした。

 

ポルトガルへ行ったら是非CHICCOに行ってみてくださいね〜!

 

ポルトガルキッズと遊ぶのがいつもとっても楽しそうなナザ。

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日本食レストランとポルトガル夏の風物詩である珍味

お久しぶりです!夏のVACAYから帰ってまいりました。ブログの更新も滞ってしまいましたが、皆さんも素敵なVACAYを過ごされたことを願っています!ポルトガルへ行かれた方もいるかな?

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さてさて今までも何度かポルトガルにある日本食レストランをご紹介してきましたが、本日は友人が経営する日本食レストランをご紹介。

 

私たちは旅行中は、ほぼほぼ日本食を食べないのですが、一緒に旅行に行った私の両親などは、旅先に出かけても、なぜか日本食を欲する!!ということで、旅行中に日本食レストランへ行かれる方は意外と多いのかな?と思い今回はこの記事を選びました。

www.portostyle.work

本日紹介するレストランはリスボンの新しいエリアにあるSUSHI HOUSE

ARIGATOです。

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お盆前にアップすれば、お盆にポルトガル旅行する方々も行けたかな〜?と思っていたのですが、アップが間に合わず・・・。飛行機の中で書こう!なんて呑気に思っていたら、娘の面倒に精一杯で何も進まずでした。出来ないと心のどこかで分かっているのに、「いや、やれば出来るんじゃない?」となぜかポジティブになってしまうのが、ホリデー中の仕事の計画ですよね。笑

 

さてさてこちらのレストランARIGATOポルトガル人の友人によって経営されている日本食レストランで、新しいエリア

Parque das nações

にあります。

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よく外国の日本食屋さんは中国人が経営しているなどと言いますが、ポルトガルは半々。オシャレ系はほとんどポルトガル人が経営している率が高いです!そして、なぜかスシ職人はブラジル人!!!面白いですね!

 

定番のハチマキ。雰囲気だしにはやはりハチマキがウケるのだそう。

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ブラジルもポルトガルもありがちなのが、寿司屋さんはrodizioと呼ばれる、好きなものを何回も頼めて、値段が最初から決まっているシステム。これを頂戴!と頼むと、その分だけ、こんな感じで持ってきてくれます!

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サーモン率がめちゃくちゃ高いのは、外国はどこの国も同じではないでしょうか?

こちらは餃子。揚げられたものです。

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そして、こちらは海外定番のお寿司、ロミオとジュリエット

いちごとクリームチーズのお寿司です!

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このお寿司が流行り始めたのは10年ほど前だったと思うのですが、最初は

ナンダこれ???

状態だったのが、ついに普通になってきてしまいました。人間って面白いものですね。日本では絶対にNGだとは思いますが、先入観をゼロにして食べてみると、意外と美味しいと私は思います。

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こちらはポルトガルで大人気の炙りサーモン!!!炙りはかなり人気だと思います!私もサーモン好きですが、ポルトガルではスシはサーモンが1番の王道です!ちなみに赤身は苦手な人が多いかな。

 

私が大学生の時にはまだヨーロッパでは、スシ?EWWW イウ〜 と言ってた人も多い時だったので、やはり臭みがないサーモンが人気なのは分かる気もしますが。

 

そしてそして、ここで、オーナーがドヤ顔をして、お気に入りセットを出してきてくれました。

じゃ〜〜〜ん!!!

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スゴイ!エンターテイニングなSUSHI!!!!!ドライアイスで演出!!!やはりポルトガル人にとってお寿司を食べることはファッショナブルな要素も多く入っているな〜!と思いました。値段が高いのもあると思いますが、「日本人」と言うと会話作りに

「I LOVE SUSHI」

とドヤ顔で言われるのは、やはりSUSHIがオシャレな存在だからですね!

 

しかし、友人を目の前にして、日本人の私たちを相手にドヤ顔で日本食を出せる自信ってなかなかで、さすが売れているだけあるな〜と思いました。

 

そしてここでもう一つ!!!

 

今回は、ここのメニューにはないのですが、友人が

「二人が来るから今日はスペシャルなものを用意しておいたよ!あなた達ならポルトガルの夏の味をもう食べたよね?」と言い、おもむろに従業員にアレを!と頼み、持ってきてくれたのが、こちら!!!!!

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ズームして見ると〜・・・

うあ〜やっぱりリアルなタツムリだーーーーー!!!!!!

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生々しい!これ、夏のポルトガルの風物詩であるカタツムリなのです!これをビールと一緒に食べるのが、夏のポルトガル人スタイル!!!

 

エスカルゴのような食用のイメージでもなく、本物のカタツムリ!笑 最初はウゲ〜と思いましたら、子供もバクバク食べているし、周りのポルトガル人もここぞとばかり、モグモグ食べていたので、私も食べなくては・・・という思いで手を伸ばしてみると・・・

 

お・・・美味しい!!!!

しょっぱいけれどなんだか美味しいしクセになる!!!

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ビールが飲めない私はレモネードと共に頬張りましたが、ポルトガルの夜風に吹かれ食べるカタツムリとレモネードのコンビネーションが、

たまらなく美味しかった! 

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ビールとカタツムリはポルトガルの夏の風物詩!!!!

皆さん覚えておいてくださいね!そして、夏にポルトガルにいかれた人は怖がらずに、カタツムリを食べてみることを強くオススメします!!!!美味しいですよ〜〜〜!!!

 

こちらのレストラン、おしゃれしたポルトガル人がたくさんいるので是非水族館の帰りなどに訪れてみてくださいね!

 

SUSHI ARIGATO

 

おまけ。

先日、日本テレビの朝の番組「バゲット」にバカリャウの写真を提供させてもらいました。こんな感じでポルトガルがフォーカスされることが普通のテレビでも多くなってきたのは嬉しいばかり!

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何度見ても、バカリャウは大きい〜!

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ポルトガル流の子供へのプレゼントと洗礼式

昨日家に帰ってくると、ポルトガル人のマドリーニャ(ゴットマザー)からパッケージが届いていました。彼女は昔から私にたくさんのプレゼントをくれるのですが、娘が産まれてからというもの、ものすごい!!!毎回感謝の気持ちでいっぱいです。

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毎回、ポルトガルのCTTの文字が見えると気分が上がってしまう私です。何よりもパッケージを受け取ったときにポルトガルの香りがする!!!

 

さて、今回は何が届いたかと言うと、娘用の洗儀式のグッズ。見た瞬間、

「これめっちゃポルトガルだ!!!」

と思ったので、ここでご紹介したいと思います。

 

ポルトガルは何と言ってもカトリックの国。国民の91.4%がカトリックだと答えています。そんなポルトガル人が子供にする儀式的なこと・・・それはバプタイズと呼ばれる洗礼式で「子供を神に紹介する」というニュアンスの儀式です。

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今回届いたこのキャンドルは教会で洗礼するときに火を灯すもの。

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そして洗礼式では水を使うのですが、この布は洗礼された後に頭を拭くもので、その後も大切に取って置かれるものです。ここに書かれている、「O meu batizado N」は「バプタイズされたN」(イニシャル)という意味。 

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今まで色々なこの布を見てきましたが、これは本当にお洒落で可愛い!!キャンドルも本当に綺麗なレースでデコレーションされていて、ポルトガルのハンドメイドの質の高さに感動してしまいました。

 

そして最後は手作りの着せ替え人形。こう言うポルトガル人のシンプルだけれど愛のこもったプレゼントは本当に心に沁みます。大切な友達から離れ、日本に帰ってきてからは少し寂しい日々は続きましたが、こうやって時間が経ってもいつまでも海の向こうから私たちを気にかけてくれる友人は本当に有難いと思いました。

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さてさて、皆さんが気になっているだろう宗教について。日本人の私たちは色々なものを文化に取り入れているため、宗教に対しては一概に言えないというか難しいものがあります。私たちは一般の日本人同様に、特に信仰している宗教もないため、ポルトガルの教会で本当に洗礼させるかは謎ではありますが、マドリーニャからのプレゼントはとてもポルトガルらしい大切なものとなりました。

 

娘の名前はカトリック的にもとても強い意味があるため、カトリックとして洗礼させないにしても、色々とカトリックのことを知っておく必要があるとは思っています。まだ1歳なので、これからですが・・・。

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最後に、こちらは本日ブラジル人の友人にブラジルお土産としてもらったCafé da Roçaと呼ばれるもの。 田舎のファームなどでよく使われるカップで、ブラジル(特にミナジェライス)を象徴しているものなので面白いなと思い最後にここに載せてみました。

 

ファームの雰囲気を演出したい時などにはこのカップでコーヒーを飲むというブラジル流ファームカップ。こうやって4つセットでもらうとカラフルで可愛いな〜。

 

 

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いきなり押し寄せたポルトガルの波!

先週は東京ビックサイトで行われた、バイヤーさんの方々向けの展示会、インテリアライフスタイルショー2019に出展し、大忙しの1週間となりました。
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素敵な シームのTHE CORNER SHOPから始まり、

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インテリア系はお洒落なブースばかりで出展者の自分もワクワク。

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色々なブースの形もあり、前のブースの人たちと、「どのショッピングセンターよりもワクワクするよね」なんて話で盛り上がっていたほどです。

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こちらでお会いできた皆さま、声をかけてくれた方々、本当にありがとうございました!だんだん「あれポルトさんの商品見たことある〜」「あなたたち知ってるよ〜」なんて声も増えてきて嬉しかったのですが、何よりも・・・

ポルトガルに興味がある人たちが格段に増した!!!

 と今回の展示会で感じました。

 

 

ポルトガル熱がジワジワときていることは分かってはいたのですが、普段ポルトガルに目を向けているからそう感じるだけかな?と思っていた節もあったのですが、「ポルトガルに行きました」「ポルトガルに行きます」という声を聞く数がドンと上がりはっきり言って驚いてしまうほどでした。

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ポルトガルと書いてあるから足を止めたよ〜

なんて声も・・・嬉しいです!!!
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ジンジーニャ美味しいよね!」なんて声もかけられ、

「え?!!!知ってるんですか!!!!!?」

と盛り上がる場面も。
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新しいギフトパッケージなどは「前買ったよ〜」と言われることも多く、嬉しい限りでした!!!!

 

 

私たちはプレスツアーなるものに選んで頂き、ポルトガルの商品をプレゼンしたり・・・その時の記事はこちらに載せられています。

realestate.yahoo.co.jp

プロ向きの展示会でしたが、大変面白いものとなり、一般の方が入れたとしたら、ワクワクしてしまうんだろうな〜なんて思いながら自分もウキウキとブースに立つことができました。

 

ポルトガルもテキスタイルのブースがありポルトガル好きの私たちとしては、これからもっともっとポルトガルが注目されていくといいなぁと思いました。大手カトラリーブランドのクチポールさんや、石鹸や香水のクラウスポルトさんなどは独自のブースを構えていました。

 

食品のフーディスト部門ではポルトガルは私たちだけだったので、余計声をかけてもらえたのかな?

 

 

最後に都内の代官山にある人気店ヒルサイドパントリーさんでの様子。(写真は友人Yより)

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この波に乗って、ポルトポルトの商品も皆様のところへ、もっともっと届くといいな〜と思う展示会となりました。声をかけてくれた方々、本当にありがとうございました!

 

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ポルトガルの「あまり聞かないけれど美味しいお肉」

2018年まで週1回で書いていたブログ。2019年に入り新年の抱負でもっといっぱい書くぞー!と意気込んでいたものの、半年するともうそんな抱負など忘れてしまっている自分。結局週1回のポルトガル情報に戻ってしまいましたが、それでも更新しないよりは良い!と思い書き続けている最近です。何より勝手にポルトガル情報を発信するのが好きなので、気になっている人には届くと良いな!と思っております。

 

さてさて、少しの間私がハマっていたマッシュルームソースなるものがあります。エスカロペスという料理なのですが、これがもう絶妙な美味しさで、しばらくの間ただひたすら食べていました。ポルトガル好きの日本人の間でもやはり美味しいものとして挙げられるのが、バカリャウをはじめとする魚介系。今日はあまりポルトガル好きの間でも「美味しいよね〜」と聞くことがないけれど、私が美味しい!!!と思う肉料理を紹介したいと思います。

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今回、その美味しい!に出会ったのはシントラ。写真はシントラらしい細道です。

 

この日も外に書いているメニューを見てエスカロペスがあるところに入店。

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メニュー写真のクオリティがいかにもポルトガルらしいですが、そこもご愛嬌。

ADEGA DAS CAVES

というレストランです。

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シントラのメイン通りにあるお店ですが、そこまで観光客で溢れている感じでもなく、店内に入るととってもポルトガルらしい雰囲気。少し早めの入店だったからかお店の中には全然人がいませんでした。

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とにかく暑かったこの日はまずレモネードをオーダー。ポルトガルナチュラルオレンジジュースが美味しくて、どこでも頼んでいるということを毎回書いていますが、暑くでゴクゴク何かを飲みたい気分の時は専らレモネードへいく私。

ポルトガルは、レモネードも美味しいんです!!!

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出た!!!

レモネードなのにこのグラス!毎回書いていることですが、ジュースを頼んでもワイングラスで出てきたり、こういうの大好きです!!!

ポルトガルでは、美味しいジュースがたくさんあるし、しかもそのジュースはどこへ行ってもワイングラスのような背の高いグラスで出してくれるので、お酒を飲めない私もまるで飲んでいるかのように楽しめるのが最高!!!

日本へ帰ってきて、たまに友人が家に来た時にそのままの感覚でレモネードやジュースをワイングラスに入れて出すと、

「え???」

と言われるので、もしかしたら嬉しい人ばかりではないのかもしれませんが、単純な私はすぐにテンションが上がってしまいます!笑

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オリーブ、チーズ、パンのアッパタイザーからいつものポルトガルランチのスタートです。レストラン紹介の時は毎回書いていますが、出されたパンは食べなくても大丈夫ですよ!手を付けなければチャージもされないので。

 

さてさて冒頭に書いた、しばらく私がハマっていたものはこちら。Escalopes de vitela(Veal with mushroom sauce) 子牛の肉です。1プレート14ユーロほど。

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んん〜〜〜〜〜!!!!美味しい!!!!!

Escalopes de vitelaはだいたいこの雰囲気で出てくるのですが、中には薄くスライスしてあったりするお肉もあり、マッシュルームソースがかかっています。

マッシュルームソースの味付けはお店によって様々ですが、このマッシュルームソースと子牛の肉の相性が抜群!!!そこにライスとこれば、ライス大好きな私としてはこれ以上欲しいものはありません!

日本にいると子牛のお肉をあまり食べることがないので、出会えないお料理ではありますが、ポルトガルでは結構色々なところにあるので、見つけると頼みますが、Escalopes de vitelaは絶対日本人好みの味だと思います!

こちらはビーフのマッシュルームソース

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美味しいですが、やはりEscalopes de vitelaにはかなわない!!!メニューに美味しそうなメニューが何個かあって迷った時には絶対にEscalopes de vitelaを選んでくださいね!

ポルトガル好きの間でも、ポルトガルへ行ってこのエスカロペスが美味しかったー!という話はあまり聞きませんが、日本人の皆さん、

絶対に好きだと思います!!!

ということで、ぜひメニューに見つけた際には、「あ!これポルトさんのブログで勧めてたやつだ!」と思い頼んでみてくださいね!後悔はしないと思いますよ〜!

 

 

さて、私たちは、来週には展示会も迫っているので準備でバタバタ!東京ビックサイトで行われる展示会、インテリアライフスタイルショーではFOODISTブースにいますので是非見かけた際にはお声かけくださいね〜!声をかけてもらえるのを楽しみにお待ちしておりますね!笑

 

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新刊「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」トークイベントが終了しました!

土曜日には先日告知していた

馬田早織さんの新刊「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」

トークイベントがあり、私たちも協賛させていただきました。

湘南の蔦屋書店はとてもオシャレで素敵な雰囲気。

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そんな場所にポルトガル好きの人たちが集まるなんて・・・最高な空間です!

 

当日はヴィーニョヴェルデポルトワインとポルトガルの美味しいもので皆様をお出迎え。私たちの美味しいオイルサーディンにポルトガルのモーリョヴェルデを乗せて作っていただいたペティシュコシュも最高でした。

MOLHO VERDE 大好きです!!!

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湘南の片隅でこんな素敵なポルトガル空間に浸れるとは・・・なんだか幸せな気分。

 

参加者の中の三分の1くらいの方々はポルトガルに行かれたことがあるとのことで、ポルトガルの人気度も上がってきたなぁ〜なんて嬉しくなりました!(というか、これはポルトガル好きが集まっているからかもしれませんが…笑)

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馬田さんの面白い話に「分かる分かる〜」と引き込まれながら食べるポルトガルの美味しいものに、きっと皆さんも幸せな気持ちになれたのではないでしょうか?

 

ポルトの商品はパテが大人気で完売してしまったほどです!

 

湘南蔦屋店では6月30日までポルトガルをテーマにしたポップアップが開催中です。ポルトポルトの可愛い商品もズラリと並んでいますので、ぜひポルトガルのレアモノ達を探しに行ってみてくださいね!

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馬田さん、ステキなイベントをありがとうございました!やはりポルトガル、大好きです!!!!

 

 

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ポルトの伝統的カフェ・ア・ブラジレイラ

カフェアブラジレイラといえば、あのポルトガルの有名な詩人フェルナンドペソアが通っていたことで有名なリスボンはシアードにあるカフェですが、そのカフェブラジレイラが実はポルトにもあったということを最近知り、行ってきました。

 

リスボンのカフェの前にはフェルナンドペソア銅像もあるため余計に有名ですが、ポルトのカフェブラジレイラも負けず劣らず。伝統的で象徴的なカフェとして100年以上もあるのだとか。驚きました。何度もここの前を通っていたのに、「何か古いいい感じの建物があるな〜」と思ってはいたもののここはポルト。少し歩けば、カフェや古い建物に当たるため、特に注目はしていませんでした。

2013年に元フットボール選手のアントニオ・オリベイラがここの建物を買収し、高級ホテル、レストラン&カフェになり再オープンしてからは、今まで以上に存在感を放っています。

お金をかけて、綺麗にリノベーションされてしまっているので、重厚感などはリスボンの方に比べたらないのですが、やはりここは有名どころ。雰囲気は良いですね。

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ポルトガルというかヨーロッパ全土の古いものに価値を見出して、リノベーションだけしていく文化は本当に好きです。

中に入ると、ポルトガルらしい色にリノベーションされた店内が待っていました。この緑の壁紙が思い切っていて可愛い。外からは想像できないくらい明るい店内です。

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名前が有名なカフェなので混んでいるだろうな〜と思ったのですが、あまり混んでいなく、店内も広々とした感じだったため、ベビーカーもそのまま持ち込みました。

横にあるレストランは、もっと高級感が漂う感じなのでカジュアルな服では入りにくい雰囲気なのですが、ここのカフェはとってもカジュアル。マジェスティックカフェなんかよりも入りやすい感じです。

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早速中に入ってキョロキョロしていると、美味しそうなスイーツコーナーが!!!ポルトガルらしいスイーツかな?と思い近づいて行ってみると、なかなか洗練されている系のスイーツでした。

リスボン店で食べられるスイーツとバラエティーはほぼ同じ。

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おぉーーー!!!見た目は美味しそう!!!ポルトガルのスイーツは卵黄を使ったものがとても多いので、ベーカリーに行った際にもパッと見が

「黄色!!!」

という印象を受けるのですが、ここは定番のポルトガル風スイーツではなかったので、少しテンションが上がりました。

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特にこのレーンがきになる!!!笑 ということで、この左下のチョコレートとポルトガルでは「気取ってる感」満載のカプチーノをオーダー。

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座ろうと思うと、椅子にはあのビカを飲むおじさんのロゴが!!!このおじさんはカフェ・ア・ブラジレイラのロゴで有名なのですが、ロゴらしくなく、シュガーにも看板にもどこにでもいるので大好き。あの有名なオシャレ雑貨店、ヴィーダポルトゲーザなどにもグッズが売っているほどです。

シンプルなロゴが多い中、こういう凝っている系のロゴって可愛いですよね! 

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そしてここはポルトガルらしく、ビカ(エスプレッソ)もオーダー。ゴールドスプーンがついてきたのは初めてです。やはりファンシー!

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スイーツの味は、そこそこ。コーヒーも少し割高ではありますが美味しかったです。

カフェ全体の感想としては、歴史的な建物をリノベーションしてできている昔ながらのカフェなので、素敵ですし、ポルトガル初の方は行ってみる価値ありでしょう!場所も良いですしね!

しかし、完璧にお金をかけてリノベーションされてしまっているため、カフェ・ア・ブラジレイラのリスボン店やサンタカタリナ通りにある、マジェスティックカフェのように「古さ」や「歴史」を肌で感じることはできないかもしれません。

 

ホテルは高級ですし、レストランも敷居が高そう!しかし、カフェはカジュアルで、ちょっとしたランチなどもあるので、ポルトを歩き疲れた際などには寄ってみてくださいね!美味しいビカが気分をリフレッシュさせてくれますよ!

 

 

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新刊「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」出版イベントのお知らせ

先日、馬田草織さんの本

「ムイトボン!ポルトガルを食べる旅」

が発売されました。

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ポルトガルの食事についてのエッセイ本であり、とにかく引きこまれてしまうようで面白い本です。ポルトガルへ行ったことがある方は「そうそうそうなんだよ〜」という気持ちで回想しながら読めますし、行ったことがない人も一つ一つ「そうなんだ〜面白そう・・・」と読んでいるだけでポルトガルの温度が伝わってくるようなエッセイ本になっております。

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可愛いラゴンドラのサーディン缶も載っています

こういう本は久しぶりに読みましたが、やはり面白い。読み応えもありますが、サラサラと読めてしまいます。

 

最後のページには私たちの名前も載せていただきました!

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新刊記念として6月はポルトガルをテーマにしたフェアが湘南蔦屋書店にて展開されます。

6月3日〜6月30日はこちらの1号間旅行フロアで私たちの商品がご購入できますので、この本を読んで、あぁ〜ポルトガル行きたいな〜と思ったら是非、ポルトの商品でお腹を満たしてみてくださいね!

 

そしてそして、この期間中には馬田さんのトークイベントもちゃんとあります。

6月15日はトークイベントがございます!

 

そのイベントに合わせて、6月15日だけは私も17時ごろからいますので、見つけたら是非声をかけてくださいね。

日時:2019年6月15日

場所:湘南蔦屋書店

 

ポルトガルの美味しいものを食べながら、是非うっとりするような素敵な馬田さんのポルトガル話を聞きにきてくださいね。

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写真は夏に美味しいポルトガルのタコのサラダです

 

 

 

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ポルトガルのスーパー海鮮売り場の広さ

以前にも何度かポルトガルのスーパーの様子を紹介したことがありますが、本日は大きいスーパーの海鮮売り場を紹介して見ましょう!

 

こちらは大型スーパーマーケットCONTINENTEについて書いた記事。

www.portostyle.work

こちらは田舎の小型スーパーマーケットについての記事です。

www.portostyle.work

よくスーパーのことを紹介していますが、なにせ食べ物好きなので、スーパーネタはつきません!笑

 

本日紹介するのはまたまた大型スーパーのCONTINENTEではありますが、以前とは違う町のスーパーマーケットです。なんでもかんでも大きいアメリカとは違い、ポルトガルは小さいものは小さく、「サイズが大きすぎてビックリした!」という出来事や思い出はあまりないのですが・・・

海鮮売り場はすごかった!!!

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この写真、壁の隅から隅まで全部海鮮売り場!!!新鮮なもの、凍っているもの、様々ではありますが、とにかく種類が豊富!!!見たことがない魚もズラリと並んでおります!!!

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 まずは定番のバカリャウ売り場です。ポルトガル好きならこの光景はもはや定番中の定番だと思いますが、私は何度見ても「あぁ〜ポルトガルだなぁ〜」と思って好きな光景です。やはり1番目立つところにありますし、占領しているスペースもダントツでナンバーワンです。

 

もう少し近づいて見てみるとこんな感じ。

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やっぱりいつ見ても迫力大!!!!この光景が大好きです!

一応カットされたバージョンのバカリャウもこうやって売っているのですが、普通のバカリャウコーナーに比べたらかなり小さい。カットされていると言え、私たち日本人からしてみれば、ビックサイズなのも見モノだと思いました。

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フレッシュな魚のコーナーから目が離せないのですが、凍ってる魚のコーナーもかなり充実しています!

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友人は「訪問客がいるときや、イベントがある時は絶対にフレッシュなエビを使うけれども、凝ったエビのストックはいつも家に置いていて、家族にパパッと何か使う時などにはよく使うよ〜」と言っていました。

なるほど。

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私たちも普段の料理に凍ったエビはよく使うけれど、大きさはこれの5分の1だよ・・・と言うと、またまた〜と軽く交わされましたが、本当に日本の凍ったエビの小ささを見たら驚くことでしょう・・・笑

こんな大きなエビをスーパーで見つけた日はすぐにでも買ってしまいますね!

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ザク切りにされたRED FISHなども。本当に魚も一個一個が大きいポルトガル!!!魚介が好きになるわけですね!これを見た後だと、日本のパックに入った魚がなんだか可哀相に見えてきてしまいそう・・・

 

そして、貝類もたくさん食べるポルトガル人。スーパーでいつも気になるのが「日本のアサリ」Ameijoa Japonesaです。 

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ポルトガルのアサリは白いのに比べて日本のアサリはもう少し色も濃いし、模様がありますが、それでもやはり日本のアサリとは全然違います。

 

一緒にいたポルトガル人の友人はアサリの定番料理ブリャオンパトをやるなら絶対にAmeijoa Japonesaは使わないし、味もあまり好きではない。なんて言っていました。

 

ポルトガル人は本当に魚介大好き!!!と言っても、魚介系は少々普通のお料理に比べて高めなポルトガルではありますが、他の欧米諸国と比べても「魚介を食べる」のレベルがそもそも違うと感じます。

 

ポルトガルへ行ったら、レストランだけではなくスーパーでも魚介類の充実さをチェックして見てくださいね。小さなことでも、面白い発見がきっとありますよ! 

 

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ポルトガルで有名な作家ボルダロ・ピニェイロのお店

前回はポルトガル有名陶器店VISTA ALEGREについて紹介しましたが、今回はもっと有名であろうボルダロ・ピニェイロをご紹介します。

www.portostyle.work

言わずと知れたポルトガルを代表する作家さん。今はボルダロと言えば、陶器で有名なのですが、19世紀には芸術・政治・文化の各分野でかなり影響力を持った人です。ボルダロの窯元があるのはリスボンから少し行ったカルダス・ダ・ライーニャ 。小さい町ではありますが、陶器の町として有名です。

www.portostyle.work

以前この記事を書いた時に出てきた町ですね。1884年にボルダロはこちらに窯を作りました。

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今は直売所もあるため、今回はそこへお買い物に行ってきました。

ボルダロのアイコニックの陶器と言えばキャベツ!ここの作品は、普通のお皿や陶器を作っているのではなく、食べ物や、動物、魚などがリアルに再現された作品がほとんどです。

キャベツはボルダロの作品の中で1番有名なシリーズで、最近は日本でも売られているので、見たことある人も多いかな?f:id:portodoporto:20190426165835j:plain

工房についている直営店に一歩入ってみるとこんな感じ。英語を話せる人は一人しかいませんが、みんなポルトガル人らしい良い人ばかりです。少し強面のおじ様などもいらっしゃったので、恐る恐るポルトガル語で話しかけてみると、みんなとても良い人たちでした。やはりどこの国でも、モノを作る人は「強面だけど実は良い人」が多いですね。

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広い店内には、作品がズラリと並んでおります。色々なフルーツや野菜の陶器はやはり目立つところに。

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フルーツや野菜だけでなく、葉っぱのリアルなお皿なんかもたくさん。とにかくボルダロの作品はリアルなモノばかり。

こんな葉っぱの上に何かディスプレイしたら可愛いかも!と思いつつ・・・大きくて持って帰れない!というか、我が家は狭くて、置く場所もない・・・泣)残念!`

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だいたい我が家のお皿は白ベースや地味な色合い又は、知人が輸入しているポーリッシュポタリーで揃えているのですが、「夏にはこんな色合いの食器もオシャレだなぁ」と思ったり。

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2階にはアウトレットコーナーもありこんな感じです。アウトレットなので、少し傷がついていたり、ズレているものなどもありますが、自分用であれば、ここで買って行っても十分でしょう。

少ししか傷がついていないのに、半額になっているお皿があったりかなりお得なコーナーだと思いました。

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ボルダロの工房はVISTA ALEGREのように煌びやかではないですが、種類がたくさんあって、本当にワクワクするものばかり!あまり飾り付けされてないところも、またお宝が眠っていそうでワクワクしてしまいます。

レジ横ではバカリャウも発見!スジの当たりがリアルです!

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このカエルの陶器も私の友人が運がいいから玄関に置いてほしいと言い、娘が生まれたときにプレゼントしてくれました。本当にリアル。しかし家に帰ってボルダロのカエルが待っててくれるとポルトガルを感じられて嬉しい!

ポルトガルでは「玄関にカエルを置くと幸運を呼ぶ」と友人は言っていたのですが、それは初めて聞いたのでビックリしました。

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一瞬受け取った時に、日本語では「カエル」を「帰る」にかけたのかな?とか思ったり。そういう偶然の一致もまたポルトガルと日本のつながりのようで面白い。

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こちらのグラスホッパーの箱もポルトガル人の友人に頂いたもの。今は玄関において、鍵を入れたり、ちょっとした小物を入れて置くものに使っています。(ちょっと玄関の雰囲気には合わないのは秘密・・・笑)

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こちらは私が愛用しているシリーズで、特にオフィスで使っているコーヒーマグは見る度に幸せな気分になれます。

 

 

ここを出るときには、大荷物になっている私たち。毎回、日本行きのスーツケースに入るのだろうか??と思ってしまいますが、手が止まらない!

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先週は母の日のプレゼントで、アンティチョークの器を買いました。日本でもボルダロのファンが増えて、広がってくれると嬉しいですね〜!カルダス・ダ・ライーニャ は少しリスボンからは遠いので、なかなか簡単にここのお店にはいけないかもしれませんが、日本のお店でもお洒落な輸入者さんが選んできた可愛いものが売っているので、是非見てみてくださいね〜! 

それでは今日はこの辺で。

 

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